映像作家100人2023

※並び順はランダムです

ムード・ホール -side B-|Mood Hall [side B] - 映像作家: kawaiokamura
3DCGAnimationArt workExperimental filmOriginalShort film

ムード・ホール -side B-|Mood Hall [side B]

2022
00:33:34
“世界が終わるまでに必要な、33分33秒” 滅びかけた地球。生き残った人々が興じる不思議な遊び、 「ムード・ホール」。 現われては消える謎の中高年紳士と美女。 リトルピープル。巨人。パーティー。砂漠。プールの底。ダンス。 繰り返される昼と夜。実験的、芸術的、冒険的、半SF、 半ミステリ的スケッチによる高密度の迷宮世界。 言葉を排し、見ること、聴くことだけの世界へといざなう、傑作映画! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2016年、『ムード・ホール』は、 カワイオカムラの回顧展の最新インスタレーションとして発表された。 カワイオカムラ9年ぶりの新作で、個展全体のサウンドディレクションを原摩利彦が担当した。 2019年、『ムード・ホール』は一編の映画作品として完成し、 2020年、京都の映画館出町座でロードショー公開された。音楽はもちろん、原摩利彦。 33分33秒の濃密な映像&音楽世界を、映画館のスクリーンとスピーカーに出現させた。 2022年、『ムード・ホール』は、Kazumichi Komatsuによって音楽が全面的に書き改められた。 インスタレーションでもなく、映画館でもなく、配信を前提に作曲された。 映像を楽譜のように読み込み、音をぶつけて映像が変化するほどの影響を与え、 独特の浮遊感によって各編をつなげた。 Komatsuの大胆な解釈によって再構築された『ムード・ホール』は 『ムード・ホール side B』と命名された。
境界の泉 - 映像作家: jacksonkaki
3DCGPerformanceVRXR

境界の泉

2022
00:23:40
JACKSON kakiはバーチャルリアリティー/メタバースと芸術についての作品制作を行う。本展示では、バーチャルリアリティーの時代における死体の考察をするべく、VRChatを用いたパフォーマンスを行い、その記録映像を作品として発表する。 メタバースは、多くの人がイメージできるほど、一般的な言葉となった。理想郷のように取り扱われるビジネス的・ツール的なメタバースを、JACKSON kakiは批評的に観察し、物理空間における身体・空間・社会・文化と結び付けて表現に取り組む。本作品は現象としての「死体」について着目した。 メタバースではアバターを用いて身体表現を行うことが可能となり、テキストや画像・動画の交換によって成立するSNSとは異なり、より没入的な体験や、現実とは異なるオルタナティブな人間関係を築くことができるようになった。アバターが用いられる空間において、死体はどのように人間に意識され、取り扱われるのかに疑問をもち、今作の出発点となった。 現在公開されている多くのメタバースにおいて、死体の「描画」または「プログラミング」は用意されていない。そのような状態を、死体に対する意識、及び認識が形成されていない(ある意味では退化した)文化と解釈し、芸術による考察と表現の実践として、この作品に取り組んだ。 その手段として、神話や神によって社会が形成された、かつての文明を引用し、現代のメタバースと関連付けた「物語」を創作する。そして、その物語に基づいた、死体を取り扱う「儀式」を構築し、その儀式を実演し、記録する。 メタバース空間でのパフォーマンスにおける身体と、死体の「取り扱い」を通して、私たちはバーチャルリアリティー時代において、死体をどのように意識し、認識するのかを問いかける。

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