Art work

Snake Line (2025)
Art workIllustration

Snake Line (2025)

2025
00:06:00
Snake Line 映像作家・山本信一と音楽家・大野哲二(Intercity-Express)による映像インスタレーション。 長岡造形大学の広大な敷地内、森の入口に広がるビオトープを舞台に、40枚のLEDディスプレイを連結した全長20メートルのスクリーンを設置。建物からも望むことができる森の縁に位置し、晩秋の落葉が舞う景色の中に溶け込むように展開した。 朝9時から夜9時まで、移ろいゆく陽光や雨の質感、夜には漆黒の森と水面に光を映しながら、時間と天候の変化とともに表情を変え続ける。彩度の高い色彩を放ちながらも自然と対峙することなく、森の環境に静かに馴染む光景として成立した。サウンドは、大野哲二がフィールドレコーディングした水琴窟の音をベースに、アンビエントな音響空間を構築。 本作は、メディアアートプログラム「VideoListening」の一環として制作された。 Snake Line A video installation by filmmaker Shinichi Yamamoto and musician Tetsuji Ohno (Intercity-Express). Set at the biotope located at the edge of the forest within the expansive grounds of Nagaoka Institute of Design, the work features a 20-meter screen constructed from 40 connected LED displays. Positioned at the forest's margin — visible from the campus buildings — it unfolds amid the falling leaves of late autumn. From 9 a.m. to 9 p.m., the work continuously shifts in response to the changing quality of daylight, rain, and the darkness of night reflected across the water's surface. Emitting vivid, high-saturation color, the installation neither confronts nor overwhelms its natural surroundings, but settles quietly into the landscape. The sound, composed by Ohno, builds an ambient sonic environment rooted in field recordings of a suikinkutsu — a traditional Japanese water instrument. Snake Line was produced as part of VideoListening, a media art program directed by Shinichi Yamamoto.
「光の古層」旧コメ倉庫インスタレーション #鳥取県日野町
Art workAudio visual performanceInstallation

「光の古層」旧コメ倉庫インスタレーション #鳥取県日野町

2025
00:05:42
2025年8月13日、鳥取県日野郡日野町で開催された「根雨 灯篭祭り」にて発表された本作品は、映像と空間全体を包み込む電飾演出を同時に展開しました。かつて米の保管に使われていた古い倉庫を舞台に、眠っていた空間を再利用し、地域の記憶と未来をつなぐ場へと変貌しました。 電飾は単なる装飾ではなく、映像と呼応しながら空間のリズムを形づくる重要な要素です。壁面や梁に沿って配置された光は、映像の抽象的なレイヤーと重なり合い、観客の身体感覚を包み込むように広がります。灯篭祭りの象徴である「灯り」とインスタレーションの電飾が同時に存在する空間で、伝統的な祭りの光と現代的なデジタルアートの光が交差しました。 作品のテーマは「風景の再構築」。日野郡(日野町・江府町・日南町)の自然や生活の断片を撮影し、それらを抽象的なデザインとして再構成しました。映像は風景の記憶を呼び起こし、電飾はその記憶を空間全体に拡張する役割を担います。観客は、見慣れた土地の姿が光と映像によって変容する瞬間を体験し、地域の風景に潜む「もうひとつの美」を発見することができます。 背景には、地域資源の再利用と文化的再生への思いがあります。使われなくなった米倉庫をアートの場として蘇らせることで、過去の記憶を尊重しつつ未来へと開かれた新しい価値を生み出す試みとなりました。倉庫という閉ざされた空間を開放し、地域の人々が光に包まれる体験を共有する場を創出しました。 このインスタレーションは、映像・電飾・地域の三位一体によって「土地と人、記憶をつなぐ媒介」として機能します。

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