映像作家100人 JAPANESE MOTION GRAPHIC CREATORS 映像クリエイター 映像制作会社

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Ippei Suzuki

鈴木一平

Low Vision Boxing
Concept MovieDocumentaryOriginalSocial project

Low Vision Boxing

2022, 2023
00:03:01
弱視者がボクシングにおいて直面する課題を発見・解決し,スポーツアクセシビリティを拡大するように設計された新たなボクシングデザインの提案,Low Vision Boxing プロジェクトの紹介映像を制作しました。本プロジェクトでは,当事者へのヒアリングを行いながらプロトタイプ開発を繰り返すことで,当事者にとって有用なボクシングデザインを実現しており,胸部・グローブ・脛当てにそれぞれ強力なLEDライトを取り付けることで,弱視者でも相手の位置・手足の動きを把握することが可能になりました。

ディレクターの1人である鈴木は,映像ディレクターでもありコンピュータサイエンス・情報学分野の研究者でもあります。映像制作のメンバーとしてだけでなく,研究のメンバーとしてもプロジェクトへ積極的に関わっています。当事者の成澤氏が月に月数回行っているジムでの練習に Low Vision Boxing のプロトタイプを持ち込み検証や議論を重ねました。その際に,研究としての記録も兼ねて映像の収録を行いました。インタビューシーンやコンセプトシーンといった映像に加え,実際の研究やプロジェクトのプロセスをリアルに追う映像作品となっています。
Sanctuary @ Alternative Kyoto
Art workInstallationOriginalSocial project

Sanctuary @ Alternative Kyoto

2022
京都各所を舞台にしたアートフェスティバルALTERNATIVE KYOTOに参加。
京都府向日市にある重要文化財を有する歴史的な神社、向日神社でコリーフラー氏との2020年の作品「Sanctuary」を12✕3mのLEDスクリーンでインスタレーションに再構成しました。
日没後の神社の静謐な空間に、ゆっくり移り変わる鮮やかな風景によるアンビエント作品が温かく癒しの空間を作り出しました。
デジタルアートのファンだけでなく、家族連れや地域の人たちで賑わい、ゆったり時間が過ぎて行くアンビエント作品を長い時間眺めていました。インタラクティブやサプライズ作品ではなく、風景を眺め、俯瞰するアンビエント、チルアウト的な視点を提案しました。

We participated in ALTERNATIVE KYOTO, an art festival held in various locations in Kyoto.
The installation was created using a 12✕3m LED screen and was reconstructed from a 2020 work by Corey Fuller titled "Sanctuary" at the Muko Shrine, a historical shrine with critical cultural assets in Muko City, Kyoto Prefecture.
The ambient artwork, with its slowly shifting, vibrant landscapes, created a warm and healing atmosphere in the tranquil space of the shrine after sunset.
The space was crowded not only with fans of digital art but also with families and residents, who spent long hours gazing at the ambient artwork as time passed by leisurely. Instead of interactive or surprise works, we proposed an ambient, chill-out perspective to view the landscape and get a bird's eye view.
Crazy Raccoon Cup Rebranding Project
2D3DCGBroadcastCGMotion graphicsReal-time GraphicsSocial project

Crazy Raccoon Cup Rebranding Project

2023
00:00:35
国内最大級の視聴者数を誇るeSportsエンターテインメントショーであるCrazy Raccoon Cupのリブランディングを担当。
その中でも人気のある大会「Crazy Raccoon Cup Apex Legends」が節目となる第10回を迎えるに当たって、ロゴデザイン、画面デザイン、映像演出、BGMを刷新した。

チームの絆で頂点を共に目指していくという大会のコンセプトに沿って、アルファベットの「C」と「R」、チームを表す三角形を組み合わせて、ロケットのように見えるロゴをデザインした。
配信画面の各種パーツや、トランジションの構成要素としても利用できる造形にしている。

配信画面は全体を通して「見やすく、美しく、カッコいい」を意識。
背景など随所に使用されている3DCGは「国内最大級を誇るトップの輝き」と、様々なジャンルの人が参加しているという観点から「七色の虹」をイメージしている。

待機BGMでは劇場映画の予告編のように期待感や緊張感を演出し、解説とチャンピオンのBGMには多彩な音楽性を合わせることで、大会の高尚さや全世界へ発信していく力を込めた。 
チャンピオン演出の効果音には敢えて音が割れそうな状態にすることで、大きな出来事を達成したときの爽快さを表現している。

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