映像作家100人2023

※並び順はランダムです

“CONTINUITY”(2022) - 映像作家: renkiyamasaki
Art workImageInstallation

“CONTINUITY”(2022)

2022
00:01:19
焚き火のような作品を作りたかった。 焚き火を囲んでいるときに、言葉や視線を交わさなくても生まれる静かな場が好きだった。 焚き火には感情移入するべき主体も、キャッチするべき情報もない。 それなのに、ずっと眺めていられる理由を、”連続性”にあると仮定してみた。 この作品は、不均一で、非同期な映像がいくつか提示され、一つの場をつくっている。 いずれの映像も、継ぎ目を感じさせない映像に仕立てた。それでも映像それぞれは、単なるループかもしれない。 けれど、それらを複数並べて、一つの空間に並置することで焚き火にも似た、連続性が生まれるのではないかと考えた。 I wanted to make a work like a “bonfire”. I am interested in a quiet place that is made around a bonfire without exchanging words or glances with other people. There is neither a subject to be emotionally involved in a bonfire nor information to receive or catch. I hypothesized that “continuity" is the reason why we can keep looking at a bonfire. Several asynchronous images are presented to make a single space in this work. All the images are made to look seamless. Even so, each of the images may simply be a loop. However, I thought that a “continuity” like that of a bonfire could be made by juxtaposing multiple images in a single space. (2022.1.1から2022.12.31までのピースを)
境界の泉 - 映像作家: jacksonkaki
3DCGPerformanceVRXR

境界の泉

2022
00:23:40
JACKSON kakiはバーチャルリアリティー/メタバースと芸術についての作品制作を行う。本展示では、バーチャルリアリティーの時代における死体の考察をするべく、VRChatを用いたパフォーマンスを行い、その記録映像を作品として発表する。 メタバースは、多くの人がイメージできるほど、一般的な言葉となった。理想郷のように取り扱われるビジネス的・ツール的なメタバースを、JACKSON kakiは批評的に観察し、物理空間における身体・空間・社会・文化と結び付けて表現に取り組む。本作品は現象としての「死体」について着目した。 メタバースではアバターを用いて身体表現を行うことが可能となり、テキストや画像・動画の交換によって成立するSNSとは異なり、より没入的な体験や、現実とは異なるオルタナティブな人間関係を築くことができるようになった。アバターが用いられる空間において、死体はどのように人間に意識され、取り扱われるのかに疑問をもち、今作の出発点となった。 現在公開されている多くのメタバースにおいて、死体の「描画」または「プログラミング」は用意されていない。そのような状態を、死体に対する意識、及び認識が形成されていない(ある意味では退化した)文化と解釈し、芸術による考察と表現の実践として、この作品に取り組んだ。 その手段として、神話や神によって社会が形成された、かつての文明を引用し、現代のメタバースと関連付けた「物語」を創作する。そして、その物語に基づいた、死体を取り扱う「儀式」を構築し、その儀式を実演し、記録する。 メタバース空間でのパフォーマンスにおける身体と、死体の「取り扱い」を通して、私たちはバーチャルリアリティー時代において、死体をどのように意識し、認識するのかを問いかける。

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