映像作家100人2023

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【自主制作アニメMV】魔法のない世界で生きるということ
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【自主制作アニメMV】魔法のない世界で生きるということ

2021 ~, 2022
00:07:17
卒業制作作品。 2021年1月ごろから制作開始し、YouTubeにて2022年5月14日に予告編、7月1日に本編(約7分)を投稿した。 大学3年生の頃はほぼずっとHoneyWorksさんのMVイラストを描かせていただいていた。「4年生は卒業制作に専念するためお仕事は受けられない」とリーダーのGomさんにお伝えしたところ「じゃあ一緒に作ろう」と仰っていただき楽曲周りをお願いすることに。そして卒業制作作品を1作目としてクリエイターチーム『Euluca Lab./ユルーカ研究所』が発足することになった。 楽曲を(それもHoneyWorksの方々に)制作していただけるとは思っていなかったので元はMVを作ろうという発想は無かった。高校3年生の時からずっと大学の卒業制作では5分程度の物語をアニメーションでやろうと思っており、Gomさんに相談するまではそのつもりでいた。それもあっていざMVを作る事になった時に物語性が薄いものを作る気にはなれず、物語を映像と同じくらい重視して作る事にした。 MVであっても物語は可能な限り鮮明に描く。そのためには動画のほとんどをセリフ無しでストーリーを伝えなければならない。当初4分程度にする予定が気付けば7分になっていた。 予告編のみのカットも含め全部で約140カットを物語からコンテ、作画、背景、3DCG、撮影など全てを一人で制作した。作詞でも参加したりSEを付けたりセリフを考えたりもした。 イラストばかり描いていたので映像の技術はあまり無く作り方を聞ける人もいなかったため、物語を考える時はそのシーンの映像や作り方を頭でイメージして自分に制作が可能かどうかを第一に意識した。3Dで光る蝶を飛ばしたい、などやりたい事が明確にあった場合は作り方を調べて可能かどうかを判断した。3Dは一度も触ったことがなかったが、基本的な簡単な操作は出来るようになった。 作画に関しても中学生の頃にうごくメモ帳3DSで遊んだ程度だったが多少描けるようになり、画力もかなり上がった。 制作していた1年半は遊びや人との関わり、人間らしい生活など全てを犠牲にした。一生に一度の卒業制作で後悔しないようにと自分を限界まで追い込んだ結果、「一生に一度だから頑張ったけど、もう一人でアニメ作りたくない」と思うようになった。今後の予定では、もう一人で20秒以上のアニメを作る事は無い。監督やコンテ演出のような事をやるのなら商業アニメの作り方も勉強しなければならないと思っている。 ただの大学生の卒業制作とは思えぬ方々の協力で音楽やキャラクターの声のクオリティが耳を疑うレベルになりプレッシャーを感じていた。そのおかげで余計辛かったのはあるが、そうでなかったら妥協してしまっていた部分もあったと思う。当然今見るともっと良く出来たと思う点はあるが、当時の自分の出せる力の全ては出せた。受験や部活を頑張ってこなかったので今までの人生で「頑張った」と言えることが出来た、自分にとって大切な作品になった。 ただ、これはまだEuluca Lab./ユルーカ研究所の1作目にすぎないので今後いつかはこれより頑張ったと言えるものを更新しなければならないと思っている。 使用ソフト 作画、背景、撮影:CLIPSTUDIO EX 背景加工:Photoshop 撮影:Aftereffects 3DCG:Blender 編集:Premiere Pro ※こちらの作品は本編ですが、作品を見る前(見た後でも)に予告編を視聴していただければより楽しめるかと思います。 予告編 https://youtu.be/SFhDPB74fK0
境界の泉
3DCGCGPerformanceVRXR

境界の泉

2022
00:23:40
JACKSON kakiはバーチャルリアリティー/メタバースと芸術についての作品制作を行う。本展示では、バーチャルリアリティーの時代における死体の考察をするべく、VRChatを用いたパフォーマンスを行い、その記録映像を作品として発表する。 メタバースは、多くの人がイメージできるほど、一般的な言葉となった。理想郷のように取り扱われるビジネス的・ツール的なメタバースを、JACKSON kakiは批評的に観察し、物理空間における身体・空間・社会・文化と結び付けて表現に取り組む。本作品は現象としての「死体」について着目した。 メタバースではアバターを用いて身体表現を行うことが可能となり、テキストや画像・動画の交換によって成立するSNSとは異なり、より没入的な体験や、現実とは異なるオルタナティブな人間関係を築くことができるようになった。アバターが用いられる空間において、死体はどのように人間に意識され、取り扱われるのかに疑問をもち、今作の出発点となった。 現在公開されている多くのメタバースにおいて、死体の「描画」または「プログラミング」は用意されていない。そのような状態を、死体に対する意識、及び認識が形成されていない(ある意味では退化した)文化と解釈し、芸術による考察と表現の実践として、この作品に取り組んだ。 その手段として、神話や神によって社会が形成された、かつての文明を引用し、現代のメタバースと関連付けた「物語」を創作する。そして、その物語に基づいた、死体を取り扱う「儀式」を構築し、その儀式を実演し、記録する。 メタバース空間でのパフォーマンスにおける身体と、死体の「取り扱い」を通して、私たちはバーチャルリアリティー時代において、死体をどのように意識し、認識するのかを問いかける。

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