Volca I, II, IIIのインスタレーション。中国の主要都市の巨大LEDスクリーンにて展示。 Volcaはエネルギーの凝縮を表現し、デジタルなマグマとして絶えず色と形を変容させていきます。 Poly Art Digital Gallery とのコラボレーションによるプロジェクト。 展示都市：上海、武漢、深圳。 Art installations, Volca I, II, III, on view across massive LED screens in major cities in China — a collaboration with Poly Art Digital Gallery by Beijing Poly Art. Volca expresses a concentration of energy, endlessly transforming in colour and form as digital magma. Locations: Shanghai, Wuhan, Shenzhen. Poly Art Digital Art Gallery, founded by Beijing Poly Art (保利当代艺术), connects digital artists from around the world and presents digital cultural and artistic content through innovative displays in urban public spaces.

SOUL MOTION は、ユニフォームに組み込まれたロケーションタグを用いたインタラクティブマップです。センサーはリアルタイムのデータを捉えるとともに、過去3日間の天候やコミュニケーションの総量、来場者数、個々の軌跡といった記録を映し出します。 来場者が「土」や「ソファ」のゾーンに近づくと、仮想の微生物がその位置に群がり、環境条件によって繁殖したり衰えたりする様子を映します。センサーに軽く触れるとそれらは散り去り、絶えず変化する動的な地図が現れます。 微生物やテクノロジー、人間関係の繊細なリズムといった不可視のプロセスを映し出すことで、SOUL MOTION は私たちを取り巻く隠れた環境を見直し、人と人、人と自然とのつながりを改めて考えるきっかけを生み出します。 SOUL MOTION is an interactive map and art installation that visualises the live movements, distances travelled, and communications between six staff members wearing sensor-embedded garments. The sensors capture both real-time data as well as archive records from the past three days, including weather conditions, levels of communication, visitor numbers, and individual activity trails. As participants approach the soil or sofa zones, virtual microbes begin to cluster around their positions, echoing how microorganisms thrive or diminish depending on environmental conditions. A simple tap on the sensors makes the microbes disperse, transforming the experience into a dynamic microbial map that constantly shifts between presence and absence. By rendering these invisible processes such as microbes, technology, and the subtle rhythms of human interaction, SOUL MOTION invites visitors to reconsider the hidden environments around them and to reflect on how we connect not only with one another, but also with nature itself and encourages communications.

SOUL BUBBLE は、個人の精神と身体の状態を映し出す没入型のアートインスタレーションです。十一面のスクリーンに囲まれた空間で、来場者はAIとセンサーを備えた一人用のソファに腰掛けます。ソファは姿勢や重心の変化、心拍、呼吸、手の動きを読み取り、その信号をリアルタイムに可視化します。 リラックス、集中、緊張、不安、興奮、瞑想、混乱といった心身の状態は解析され、微生物のようなパターンとなって空間全体に広がっていきます。体験の最後には、自らの行動データがスクリーンに映し出され、保存され、AIシステムの進化へとつながります。 参加者が増えるごとに、個人と集団のデータが積み重なり、差異や分布、新たな傾向が浮かび上がります。この継続的なプロセスは、インスタレーションを絶えず進化させ、人間の状態を記録し続ける果てしないアーカイブを形成していきます。興味深いことに、多くの来場者は自らの結果に強い関心を寄せ、そこに「高いリラックス」のパターンを期待して臨んでいました。 SOUL BUBBLE は、泡のように身体を包み込みながらも、未来のセンシング装置のプロトタイプとしての姿を見せ、テクノロジーが身体に寄り添い、魂に応答し、心と存在の奥に潜む層を浮かび上がらせます。 SOUL BUBBLE is an immersive art installation that visualises an individual’s mental and physical state. Inside a private room surrounded by eleven screens, a visitor sits on a single-seat chair embedded with AI and sensors. The chair records posture, shifts in the centre of gravity, heart rate, breathing, and hand movements, translating these signals into real-time visualisations of the visitor’s inner condition. Emotional states such as relaxation, focus, tension, anxiety, excitement, meditation, or confusion are analysed and expressed as dynamic microbial patterns that unfold across the surrounding screens. At the end of the session, visitors can view their complete data, which is stored and used to refine the AI system. As more participants take part, both individual and collective data accumulate, revealing differences, distributions, and emerging tendencies. This ongoing process allows the installation to evolve continuously, creating an ever-expanding record of human states. Interestingly, many visitors approached the experience with the expectation of seeing a high relaxation pattern in their results. SOUL BUBBLE is a bubble-like prototype of future sensing, where technology surrounds the body, responds to the soul, and reveals the hidden layers of mind and being.

海岸線を吹き抜ける風のようなインストゥルメンタル・グルーヴに寄り添い、 音の心地よさと余韻を可視化したミュージックビデオ。 逗子マリーナを舞台に、AOR〜バレアリックなサウンドの持つ“ゆらぎ”を、 柔らかな光とCGによる粒子表現で映像化している。 波の反射や潮風の流れ、ギターのリバーブに呼応するように漂う光の粒。 現実の海辺に、音が形を持って浮かび上がるような空間演出を施し、生演奏のグルーヴと自然のリズムがひとつに溶け合う。 “音が風景を描く”ように構成し、 インストバンドならではの感情の機微を、言葉ではなく質感で伝える映像作品。 静けさと多幸感のあいだに漂う、都市と海のサウンドスケープ。

夜のドライブを彷彿とさせるシンセウェイヴ――甘く誘惑する“あざとさ”と、どこか切なげな憂いを帯びたサウンドをシティポップの質感で描いたMV。 ミッドナイトのネオン、車内、ダイナー、ひとりの小悪魔的な少女の心情を多層的に映し出す。 映像全体に漂う80年代風のレトロなムードは、“懐かしさ”と“今”を交差させる演出の柱にし、シネマティックな照明、彩度を抑えた色彩、そして車内やダイナーの小物が奏でる空気感が、そのまま物語のノスタルジーを醸し出す。 そこに彼女の甘くも挑発的な歌声と、切れのあるダンスが加わることで、夜の不安定さ、揺れる気持ち、“抜けられない誘惑” と “逃れられない現実” が交錯。 Synthwave × レトロクール × 現代アイドルで構築され、深夜のシネマティックドライブへ誘う――誘惑と逃避のストーリーを描いたミュージックビデオ。

グラフィックデザイナー、ビジュアルデザイナー、映像作家である田村育歩のShowReel。 広告、宣伝美術、音楽アートワーク、ミュージックビデオなどのクライアントワーク、コミッションワークを中心に活動。 グラフィックデザインのキャリアのノウハウを活かし、静止画でも映像でも豊かな視覚表現を追求している。 サウンドデザインはSOZEN OTUBOが手がけた。 ー 田村育歩 / TAMURA Ikuho グラフィックデザイナー / ビジュアルデザイナー / 映像作家 愛媛県出身。東京都在住。尾道市立大学芸術文化学部美術学科を卒業。広告、宣伝美術、音楽アートワーク、ミュージックビデオなどのクライアントワーク、コミッションワークを中心に活動。 新しい情緒的価値の創造を目指し、ビジュアル制作から様々な媒体への展開も視野に入れた、領域横断的な視覚表現を追求している。昨今はライフワークの一環として、3Dプリンターを活用したフィギュア制作や、VJパフォーマンスにも注力している。

株式会社フジテレビジョンのドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』のティザー映像の演出・デザイン・編集を担当しました。 三谷幸喜さんが25年ぶりに脚本を手がけるこの連続ドラマは、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇です。物語の鍵となる劇場で、菅田将暉さん演じる久部がカメラをまっすぐに見つめるワンカット構成。出演者名が空間に浮かぶ視差効果によって、舞台の広がりや空気感を演出しています。昭和を思わせるフォントやデザインで世界観を形にしました。

魂の世界との表裏一体とそれをつなぐインスピレーションについて表現しました。 魂やインスピレーションというスピリチュアルな世界、非現実的、見えない部分が 表裏一体的、又は人、人生の隣に存在していて大事であることをあえて白黒の世界で表現しました。 この見えない部分というキーワードはアーティスト自身が思う、加速する定義付けられた普通、流行に対する違和感から出たキーワードである、本来の世界はほとんどメディアに映ってない部分で世界は動いている。 何より心、魂という見えない部分と現実の動きは表裏一体という普遍的な事を描きたく、心なくした世界に未来はないというインスピレーションを魂の世界で見る少女の話を描きました。

大阪のベンチャー企業が開発するモビリティ「iino」と、「東京国際映画祭」のタイアップ企画にて、映像演出をしました。 丸の内の街を走行するモビリティにプロジェクターを搭載し、建物に映像を投影するというチャレンジングな企画でした。

文字を用いて、クラブカルチャー分かりやすく提示するイベント「文字とクラブ」の空間演出をした。 今回は「余白と点在」をテーマに据え、来場者がクラブを主体的に体験・解釈できる余地を残した空間を作った。 紙・ディスプレイ・プリンター・ペンプロッターなど様々なメディアを空間に点在させ、出演者のDJたちが執筆した文章を出力することで、DJの人となりを想像できるようにした。 個人的には、日々の生活の中で情報量の多さにうんざりしていて、暗闇の中に僅かな光が欲しいと思った。

文化庁と都市型音楽フェスティバル「SUMMER SONIC」との連携による企画、MUSIC LOVES ART 2025にて、Mega Shinnosuke氏の「桃源郷とタクシー」からインスパイアされた映像作品を制作した。2025年8月15日（金）から31日（日）の17日間にわたり、大阪市・吹田市（万博記念公園等）および千葉市（幕張新都心）の指定のサイネージにて放映された。楽曲が持つポップで幻想的な世界観を、ファンシーかつクールな鮮やかさをもった色彩と、3DCGでビジュアライズ。リリックから着想を得たモチーフを基軸に、マテリアルやグラフィックに遊び心とロジックを織り込んだ。 また、サイネージのアスペクト比の違いにも柔軟に対応すべく、映像内のモジュールの基礎単位を正方形で構成し、各会場に合わせてレイアウトの方向を変えている。 多様なオブジェクトが映像の中で重なり合い、自分にとっての“桃源郷”として立ち上がっていく。

トラックメイカー、作編曲家 higma氏の新曲「ムーンゲイザー」のMVを、岡本太玖斗氏と共同で監督した。 全てのビジュアルエフェクト・モーショングラフィックと、撮影・編集の一部を担当しました。

『Drifting in a Dream』 は、夢の中を漂うような安らぎと光を描いた映像作品です。 観る人の心を解き放ち、静かで美しい夢の世界に包まれるひとときを届けることを目指しました。やわらかな光と音に身をゆだねることで、忘れかけていた純粋な幸福感を思い出していただければ幸いです。 制作には、長年愛用している 3DCG ソフト Blender を使用しました。レンダリングには Cycles を選び、光や空気感の質感表現に徹底的にこだわっています。特にライティングでは、やわらかく拡散する光やボリューム効果を駆使し、観る人が穏やかさを感じられるよう調整を重ねました。 音楽は、幻想的でドリーミーな楽曲を数多く手がけるアーティスト cokiyu さんに依頼しました。「夢の中の安らぎと光」というコンセプトを繊細に表現いただき、映像と音楽が一体となって幻想的な体験を生み出しています。

倉敷化工株式会社の新コーポレートブランド『KURATECA』の立ち上げに伴い、ブランドコンセプト映像の演出・デザイン・編集を担当しました。 倉敷化工は、多様な領域で活用される防振・除振技術を強みに、快適で安全な暮らしを支える製品を提供しています。目に見えない振動制御技術を実写とアニメーションで可視化し、暮らしに根付く確かな技術を伝え、世界への発信を後押しする映像を制作しました。

楽曲から、サマーアンビエンスな感覚を感じ、アンビエントやエレクトロなイメージを思い浮かべたのと、涼しい映像にしたいと思いました。 シーン自体の意味は抽象的ではあるが、映像とビートを合わせたりもしつつ、歌詞の世界観に合うような編集、素材作りの工程を重ねて、全体的に繋がりが見えるものにしました。 グラフィック制作やコンポジット(主にblender、AEでも最終少し)も 世界観に合わせたり、心地よく見れるものを探していきました。 素材制作の段階でのblenderでのコンポジットは色々試行錯誤し、 抽象の中でも魅力的で何か感じるものになるよう、ノードを色々繋げ合わせたりし、 たくさん実験しました。

ラフォーレグランバザール2025夏 の映像を作りました。 細かい文字の集合体で作られた「祭」のグラフィックをオーディオリアクティブにプログラム化し、音楽と共に動かしました。

芦沢ムネトさん書き下ろしのイラストを元に、アニメーションで制作しました。

ジャケットデザインと楽曲紹介用ショートリリックモーション動画を制作・監修させていただきました。

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