避雷

Ryunosuke HIRAI

避雷

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論文の誤読と拡大解釈による制作を行っています。

人工生命と呼ばれるプログラムを通して生命の普遍な法則を探る学問をモチーフに、各個体が自発的かつ局所的な意思決定をしながらも、その全体として作家も制御できないような美しい生態系を創発すること、異なる環世界を持つ異なる知性が共存する世界の実装例を提案することを目的とした作品制作を行っています。

人工生命研究を方法論とした「人工生態系」作品群の制作を行っている。

活動の目標として、人々の生活圏に多種の知性が共存可能な基盤をインストールし、異なる背景を持つ人々、動植物、AI、人工生命など異なる知性が同一のプラットフォーム上で緩やかな関係性を持ちつつ活動することで、異なる知性の間の創発を促す空間をあらしめることを掲げています。
Biography
2021年3月 経済産業省 未踏事業 スーパークリエイタ認定

2022年10月 PARCO P.O.N.D. 2022 作品「並列計算される遺伝子」展示

2024年3月 公益財団法人 クマ財団8期生 採択 11月、同財団のグループ展「意外とハートフル」にて「ことなる生命のためのインタフェース・プロトタイプ」展示を実施

2024年7月 NTT ICC キッズ・プログラム「キミ( ).コード( ).セカイ( )」作品「うまれる,かかわる,またうまれる,」

2024年10月 第一回ジェネラティブアート・アワード 優秀賞受賞 作品「うまれる,かかわる,またうまれる,」 同作はYCAMにて展示

Work

こみゃくたちのおどる庭 こみゃくたちのおみおくり
CGCo-CreationGenerative ArtInstallationProjection mappingReal-time Graphics

こみゃくたちのおどる庭 こみゃくたちのおみおくり

2025
00:01:41
本作品は、大阪・関西万博において、EXPO ホール「シャインハット」およびポップアップステージ東外にてアンビエント演出としてプロジェクションマッピング展示・上映された映像作品です。 大阪・関西万博で「こみゃく」として親しまれた「EXPO 2025 Design System」のIDをモチーフに、その製作チームの代表者である引地耕太氏をアドバイザーに迎え、避雷がこれまで研究してきた人工生命的生態系システムのノウハウを活かし、リアルタイム映像シミュレーションシステムおよび映像を作成しました。 映像の制作に際し、メタボールを元にプロトタイピングされたというデザインシステムの経緯をリファレンスに、「こみゃく」たちがデザインのアイデンティティをそのままに、まるで生きているかのように振る舞うリアルタイムシミュレータを開発。GPGPUによって大量のこみゃくの相互作用をリアルタイムに計算可能にすることで、インタラクションや一期一会的な動画の生成可能性等、幅広く展開可能なシステムを構築しました。 また、ポップアップステージ東外では、建築の支柱により投影される映像が遮られる構造特性を逆手に取り、その鉄骨のひとつひとつにこみゃくが詰め込まれたような映像を制作。投影面の特性を活かした映像制作に取り組みました。 なお、「こみゃく」という名称はデザインシステムの構成要素であるIDを指す愛称として自然発生的に広まりました。本作品は、そうした二次創作的文化的広がりを踏まえ、意図的に「こみゃく」という呼称を用いています。