Audio visual performanceGenerative ArtReal-time Graphics
Dialogues in Form – monoton
2024
00:14:33
本作は、2024年7月から8月にかけて1週間開催された「表参道 interactivité 展」におけるパフォーマンスとして制作されたオーディオビジュアル・ライブである。テーマである «interactivité»(二つ以上の存在のあいだに生じる対話)をもとに、音と形態が互いに応答しながら変化していく様子をリアルタイムに表現した。
映像は波や立方体の集合といったモチーフを基盤に展開し、中盤のパートでは建築物が登場する。ここでは、monoton による建築構想「方角を棲み分ける家」のモデルを使用しており、TouchDesigner 上でパラメトリックに設計できるよう構築した。 間取りや構造に関する各種パラメーターを変化させ、カメラの視点や断面の切り取りを操作しながら、音と建築形態の関係を提示している。
音楽は Ableton Live を用いたライブ演奏によって生成され、その出力から送信される OSC 信号や MIDI コントローラーの入力がビジュアルの制御に反映される。映像は TouchDesigner によるリアルタイムレンダリングで構成され、音とビジュアルが呼応しながら展開していく様子を観客に提示した。