monoton / 田崎晴真

monoton / Haruma Tasaki

monoton / 田崎晴真

CONTACT
Belong to
Philtz
Award
2026年
Category
UI Designer Sound Designer Sound Engineer Composer Technical Artist Interaction Designer Visual Artist Generative Artist developer
Genre
3DCG AI Audio visual performance Coding Event Generative Art Installation Interactive Kinetic Motion graphics Music video R&D Real-time Graphics VJ VR Web XR
Technology
premiere-pro illustrator davinci-resolve touchdesigner p5js threejs ableton reaper
Profile
東京を拠点に、音・映像・コード・ハードウェアを横断するテクニカルアーティスト。シンプルな要素とモーションで構築するリアルタイム映像、暖かくメロディックな楽曲、そしてそれらを生み出すシステムそのものまでを一貫して自作することを強みとする。
VJとしてWOMB、ZEROTOKYO、clubasia、CIRCUS TOKYO等のクラブに出演、またソロでのオーディオビジュアルライブ出演も行う。辻井くぬえ他アーティストのライブ映像演出、VRChat等を含むリアル/バーチャル双方のイベント演出・技術サポートを手がけるほか、monoton名義での楽曲リリース、TouchDesignerやVJツール開発に関する登壇も行う。
アーティストコレクティブ「Philtz」メンバー。映像制作向けソフトウェアやユーロラックモジュールを企画・制作する個人デザインスタジオ「monode-sign」主宰。

Work

monoton – Mirrored (Live at Flow vol.8) - 映像作家: monoton
3DCGAudio visual performanceCodingEventGenerative ArtPerformanceReal-time Graphics

monoton – Mirrored (Live at Flow vol.8)

2025
00:29:18
立命館大学 大阪いばらきキャンパスにて開催されたオーディオビジュアルイベント「Flow vol.8」(2025)で演奏したソロライブの記録映像である。音と映像のすべてを一人でリアルタイムに演奏している。 会場には300インチのLEDスクリーンが設置されており、その脇のガラス窓が、夜間に鏡のようにスクリーンを反射する。この環境を演出に活用するため、ビジュアルが実体のスクリーンと反射像との間を行き来する設計を行った。具体的には、仮想的なスクリーン横2枚分のキャンバスに対してレンダリングを行い、それを折り返して重ねたものをスクリーンに表示することで、映像がスクリーンからガラスへ移動し、また戻ってくる。観客は、実体のスクリーンと虚像の境界が溶け、映像が両者の間を自由に行き来する感覚を体験する。タイトル「Mirrored」はこの反射の構造に由来する。 また、300インチLEDの輝度は会場の照明そのものとして機能するため、フラッシュや画面全体の明度の制御を通じて、空間全体の明暗と演出の緩急を設計した。 音楽とビジュアルはOSCによって連動しており、すべての映像はリアルタイムにレンダリング・制御されている。音響は4chサラウンド出力により空間に配置されており、映像の反射と合わせて、視覚と聴覚の双方から観客を包囲する設計とした。会場に固有の条件から着想した、その場でしか成立しないパフォーマンスである。
monoton – にび (Interactive MV) - 映像作家: monoton
3DCGCodingGenerative ArtInteractiveMusic videoReal-time GraphicsWeb

monoton – にび (Interactive MV)

2026
00:02:35
2026年にリリースしたオリジナル楽曲「にび」のミュージックビデオである。楽曲、映像システム、Webアプリを制作した。 「にび」は灰色がかった暗い色を指す。本作ではインクのような着色を映像の原理に据えた。CMYK4色のパーティクルが3D空間を漂い、歌詞やモチーフの形へ集合と離散を繰り返すことで映像を構成する。色の重なりには減法混色の計算を用いており、粒が密集するほどインクが混ざるように暗く沈んでいく。ディスプレイ上の表現でありながら、紙の上の網点が躍る、ダイナミックな印刷物のような質感が立ち現れる。パーティクルは、平面やノイズ、振り子などの図形パターンから文字へ収束し、再び散る。完成した文字の連続ではなく、集合と離散の遷移そのものが映像の見どころである。 本作の映像はすべてWebアプリ上で一続きの動画としてレンダリングされており、MVの動画はカット編集なしのワンカットで書き出されたものである。歌詞の文字は3D空間上に配置されており、作者が設定したカメラアングルによって切り取られる。このWebアプリそのものをビューワーとして公開し、視聴者がブラウザ上でカメラを自由に動かして、MVとして選び取られた視点の外側を探索できるようにした。映像作品の制作プロセスと、作者の視点の選択そのものを体験として開放する試みである。ソースコードもGitHubで公開している。 パーティクルの物理演算にはThree.js WebGPUのTSL compute shaderを使用し、GPUによる大量の粒子のリアルタイム処理を実現した。WebGPU非対応環境ではWebGL 2にフォールバックし、スマートフォンでも動作する。 MV Webサイト https://monotonmusic.com/nibi/