3DCGAudio visual performanceCodingEventGenerative ArtPerformanceReal-time GraphicsVJ Syoronpo. b2b monoton – draw(tokyo); #3 (VJ) 2025 Only Image ジェネラティブVJにフォーカスしたオーディオビジュアルイベント「draw(tokyo); #3」(clubasia, 2025)にて行われた、Syoronpo.とmonotonの共演によるVJのライブパフォーマンスである。 2台のPC上のTouchDesignerでカメラを共有・同期し、それぞれが生成した3Dオブジェクトが一つのワールドに共存するようなレンダリングを行う。2人の映像が様々な合成方法で常に1枚の絵としてレンダリングされ、映像の境界が溶けあう。 また本作ではDJの1セットを通して、映像が途切れることなくリアルタイムに生成・変化し続ける。静かなモノクロの導入から、水族館や庭園といった情景モチーフを経て、色数やオブジェクトの密度が増しモーションが激しくなるクライマックスへ向かい、再び静かな画面へ戻る。ビジュアルはすべてその場でリアルタイムに生成・制御されており、映像を構成するパラメータをDJの展開や会場の状況に応じて操作することで、一度限りのライブ感のあるパフォーマンスを成立させている。
3DCGAudio visual performanceCodingEventGenerative ArtPerformanceReal-time Graphics monoton – Mirrored (Live at Flow vol.8) 2025 00:29:18 立命館大学 大阪いばらきキャンパスにて開催されたオーディオビジュアルイベント「Flow vol.8」(2025)で演奏したソロライブの記録映像である。音と映像のすべてを一人でリアルタイムに演奏している。 会場には300インチのLEDスクリーンが設置されており、その脇のガラス窓が、夜間に鏡のようにスクリーンを反射する。この環境を演出に活用するため、ビジュアルが実体のスクリーンと反射像との間を行き来する設計を行った。具体的には、仮想的なスクリーン横2枚分のキャンバスに対してレンダリングを行い、それを折り返して重ねたものをスクリーンに表示することで、映像がスクリーンからガラスへ移動し、また戻ってくる。観客は、実体のスクリーンと虚像の境界が溶け、映像が両者の間を自由に行き来する感覚を体験する。タイトル「Mirrored」はこの反射の構造に由来する。 また、300インチLEDの輝度は会場の照明そのものとして機能するため、フラッシュや画面全体の明度の制御を通じて、空間全体の明暗と演出の緩急を設計した。 音楽とビジュアルはOSCによって連動しており、すべての映像はリアルタイムにレンダリング・制御されている。音響は4chサラウンド出力により空間に配置されており、映像の反射と合わせて、視覚と聴覚の双方から観客を包囲する設計とした。会場に固有の条件から着想した、その場でしか成立しないパフォーマンスである。
3DCGCodingGenerative ArtInteractiveMusic videoReal-time GraphicsWeb monoton – にび (Interactive MV) 2026 00:02:35 2026年にリリースしたオリジナル楽曲「にび」のミュージックビデオである。楽曲、映像システム、Webアプリを制作した。 「にび」は灰色がかった暗い色を指す。本作ではインクのような着色を映像の原理に据えた。CMYK4色のパーティクルが3D空間を漂い、歌詞やモチーフの形へ集合と離散を繰り返すことで映像を構成する。色の重なりには減法混色の計算を用いており、粒が密集するほどインクが混ざるように暗く沈んでいく。ディスプレイ上の表現でありながら、紙の上の網点が躍る、ダイナミックな印刷物のような質感が立ち現れる。パーティクルは、平面やノイズ、振り子などの図形パターンから文字へ収束し、再び散る。完成した文字の連続ではなく、集合と離散の遷移そのものが映像の見どころである。 本作の映像はすべてWebアプリ上で一続きの動画としてレンダリングされており、MVの動画はカット編集なしのワンカットで書き出されたものである。歌詞の文字は3D空間上に配置されており、作者が設定したカメラアングルによって切り取られる。このWebアプリそのものをビューワーとして公開し、視聴者がブラウザ上でカメラを自由に動かして、MVとして選び取られた視点の外側を探索できるようにした。映像作品の制作プロセスと、作者の視点の選択そのものを体験として開放する試みである。ソースコードもGitHubで公開している。 パーティクルの物理演算にはThree.js WebGPUのTSL compute shaderを使用し、GPUによる大量の粒子のリアルタイム処理を実現した。WebGPU非対応環境ではWebGL 2にフォールバックし、スマートフォンでも動作する。 MV Webサイト https://monotonmusic.com/nibi/
Audio visual performanceGenerative ArtReal-time Graphics monoton VJ Reel 2024 2024 00:01:59 全てTouchDesignerのリアルタイムレンダリングによるビジュアルで構成された2024年のVJリール。
Audio visual performanceGenerative ArtReal-time Graphics monoton – Dialogues in Form (Audio Visual Live) 2024 00:14:33 本作は、2024年7月から8月にかけて1週間開催された「表参道 interactivité 展」におけるパフォーマンスとして制作されたオーディオビジュアル・ライブである。テーマである «interactivité»(二つ以上の存在のあいだに生じる対話)をもとに、音と形態が互いに応答しながら変化していく様子をリアルタイムに表現した。 映像は波や立方体の集合といったモチーフを基盤に展開し、中盤のパートでは建築物が登場する。ここでは、monoton による建築構想「方角を棲み分ける家」のモデルを使用しており、TouchDesigner 上でパラメトリックに設計できるよう構築した。 間取りや構造に関する各種パラメーターを変化させ、カメラの視点や断面の切り取りを操作しながら、音と建築形態の関係を提示している。 音楽は Ableton Live を用いたライブ演奏によって生成され、その出力から送信される OSC 信号や MIDI コントローラーの入力がビジュアルの制御に反映される。映像は TouchDesigner によるリアルタイムレンダリングで構成され、音とビジュアルが呼応しながら展開していく様子を観客に提示した。