映像作家100人2026

※並び順はランダムです

大阪・関西万博2025「BLUE OCEAN DOME」 - 映像作家: wow-inc
3DCGAudio visual performanceEventExperienceInstallation

大阪・関西万博2025「BLUE OCEAN DOME」

2025
00:00:53
WOWは、大阪・関西万博2025の「BLUE OCEAN DOME」に参加。来館者が海洋資源の持続的活用や海洋生態系の保護について学べる本パビリオンにおいて、映像コンテンツの演出・制作を担当した。 BLUE OCEAN DOMEは、「海の蘇生」をテーマに3つの空間から構成される。水のスペクトルを表現したインスタレーション、水の惑星・地球の奇跡と危機を描いた映像インスタレーション、ドキュメンタリー映像を通して海を取り戻すための道筋を提示する空間から成る。WOWは、直径約10メートルの半球体LED映像装置をアズラボと開発。世界に1つしかない超高精細の巨大な半球体LEDスクリーンを通して、宇宙から見た地球を出現させた。 水の惑星として奇跡的に存在する美しい地球が、人類の営みによって大きく損なわれようとしている—。本作は、生命連鎖の輝きと汚染が同時に進行する海の姿を、宇宙から地球を見るような広大な視点から細胞レベルに至るさまざまなスケールで描写。本物と見紛うようなリアルな描写と夢のようなイマジネーションを融合させることで、来場者の感覚に訴えかける「意識変容の装置」としての映像体験を試みた。映像は、生物多様性が豊かな海域でのフィールドワークや海洋研究開発機構による監修を経て、WOWが得意とする緻密な3DCGによって躍動する生命から海洋汚染の様相までありありと映し出す。また、海に生きるすべての生物の声が共鳴するようなHatis Noitの歌声が映像に多次元的な奥行きを与えた。 パラボラ型のカバーで覆われた半球スクリーンは、支柱の数や組み方など精緻に設計され、歪みのない2つの曲面を実現。LEDスクリーンの背景となるパラボラ型のカバーには、光を吸収することで黒よりも黒く見える特殊な塗料が使用されている。左官仕上げによる平滑な下地処理と手作業による丹念な塗装で漆黒の上映空間を生み出した。また、半球スクリーンは、小さなパネルを一枚ずつ手作業で貼り付けて製作。約16万個のLEDチップを2.5mmピッチで配置した超高精細ディスプレイが、圧倒的な映像体験を支えた。
monoton – にび (Interactive MV) - 映像作家: monoton
3DCGCodingGenerative ArtInteractiveMusic videoReal-time GraphicsWeb

monoton – にび (Interactive MV)

2026
00:02:35
2026年にリリースしたオリジナル楽曲「にび」のミュージックビデオである。楽曲、映像システム、Webアプリを制作した。 「にび」は灰色がかった暗い色を指す。本作ではインクのような着色を映像の原理に据えた。CMYK4色のパーティクルが3D空間を漂い、歌詞やモチーフの形へ集合と離散を繰り返すことで映像を構成する。色の重なりには減法混色の計算を用いており、粒が密集するほどインクが混ざるように暗く沈んでいく。ディスプレイ上の表現でありながら、紙の上の網点が躍る、ダイナミックな印刷物のような質感が立ち現れる。パーティクルは、平面やノイズ、振り子などの図形パターンから文字へ収束し、再び散る。完成した文字の連続ではなく、集合と離散の遷移そのものが映像の見どころである。 本作の映像はすべてWebアプリ上で一続きの動画としてレンダリングされており、MVの動画はカット編集なしのワンカットで書き出されたものである。歌詞の文字は3D空間上に配置されており、作者が設定したカメラアングルによって切り取られる。このWebアプリそのものをビューワーとして公開し、視聴者がブラウザ上でカメラを自由に動かして、MVとして選び取られた視点の外側を探索できるようにした。映像作品の制作プロセスと、作者の視点の選択そのものを体験として開放する試みである。ソースコードもGitHubで公開している。 パーティクルの物理演算にはThree.js WebGPUのTSL compute shaderを使用し、GPUによる大量の粒子のリアルタイム処理を実現した。WebGPU非対応環境ではWebGL 2にフォールバックし、スマートフォンでも動作する。 MV Webサイト https://monotonmusic.com/nibi/

Loading...

No more content

Error loading content