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豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL 「Shout out to good show!」 LYRiC ViDEO
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豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL 「Shout out to good show!」 LYRiC ViDEO

2024
00:02:11
「下ネタ以外ならなんでも自由にやってください。」 というご依頼を頂き、楽曲と詩の世界観、テンション、造形がなるべく異形になるように意識した。 参考にしたのはスティーヴン・キングの『地獄のデビル・トラック』、サム・ペキンパーの『コンボイ』、ケン・ラッセルの『ゴシック』など、見ていて熱っぽくうなされるような作品。 特に巨大なものが猛スピードで走るバカバカしさと、何かしらの限界を突破したりミックスされて異形になってしまうもののイメージを主に表現したかった。 ゴシックの歴史を辿ればキリスト教の死生観から教会のゴシック建築に配置されたガーゴイルなどのモンスターに至るまで、夏と冬のように生と死が繰り返される感覚がある。常に私はアンビバレンツなものの同居に惹かれている。助手席のゾンビは常に生と死のアンビバレンツな状況を体現している。本人は死んでいるが「生身」と書いたTシャツを着ていたり、点滴を打ったりして死を受け入れたくないようだ。 手法としてはいつものコラージュだが、設定した世界観から逸脱しないように作るのは難しい。特にこだわったトラックの造形も正面、斜め、サイドである程度の整合性を保たなければ繋がらない。整合性の無さがコラージュのある種の特性だが、この気持ち悪いバランスの悪さがここ最近の制作の中でも最も刺激的で楽しかった。
The Ravens / 楽園狂想曲 Music Video
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The Ravens / 楽園狂想曲 Music Video

2022
00:03:51
テーマを「アジール(聖域・自由領域)としての音楽」と設定。 歌詞にある五線譜(音楽)をアジール(自由領域)と捉えた。 歌詞では音楽そのものが持つ楽しみを気づかせるように呼びかけられており、またそこに身を委ねる事が取るに足らない普通の行為である事を歌われている。更に音楽を楽しむ事に制限があるようにすら錯覚する、昨今(コロナ禍)の情勢に対するアンチテーゼのようにも聞こえた。 しかし実際は音楽自体にそんな制限はない。作者や聴き手にとって常に自由であり不可侵であり聖域であり避難所でもあったりする中で、ただ好奇心をもって音楽を楽しむことの経緯をコラージュと寓意的な物語で表現することを目指した。 " アジールあるいはアサイラム(独: Asyl、仏: asile、英: asylum)は、歴史的・社会的な概念で、「聖域」「自由領域」「避 難所」「無縁所」などとも呼ばれる特殊なエリアのことを意味する。ギリシア語の「ἄσυλον(侵すことのできない、神 聖な場所の意)」を語源とする。具体的には、おおむね「統治権力が及ばない地域」ということになる。" -Wikipedia " 犯罪人や奴隷などが過酷な侵害や報復から免れるために逃げ込んで保護を受ける場所のこと。ギリシア語のasylos (害されない、神聖不可侵の意)に由来する。国家刑罰権がまだ組織的、体系的に確立していなかった前近代では、 ほとんどの社会でみられた制度である。本来この制度は、聖域に入った者に害を加える(復讐( ふくしゅう) する) ことは神を冒涜( ぼうとく) するものという原始宗教観念に基づいていた。古代ギリシアでは、神殿は虐待( ぎゃく たい) を受けた奴隷や犯罪人、債務者を保護する場所とされ、神殿に逃れて神の保護に入った者を取り戻したり、こ れに制裁を加えることは宗教的罪と考えられた。" - コトバンク 今作で意識したのは実写のカットのみでなくモチーフごとのカットを頻繁にすることで領域を曖昧にする事だった。
Changes, Cycles, and Shapes in Between
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Changes, Cycles, and Shapes in Between

2004
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この作品は、展覧会「Patterns of Flow」のために制作されました。 --- 「Patterns of Flow」は、コードを用いて作品制作を行う新世代の日本の作家たちを祝う展覧会です。コンピュータアートのパイオニア川野洋の実験的な美学を受け継ぎ、Jasia Reichardtが始めた国際的な対話を受け継ぐこの展覧会では、流動する世界を捉える生成システムの力を探求する。日々のコーディングで日本のProcessingコミュニティを刺激する高尾俊介が率いるPatterns of Flowは、Right Click SaveとMASSAGE MAGAZINEとのコラボレーションであり、Feral Fileと東京の下町に位置するNEORT++で開催されます。 流れのパターン / Patterns of Flow @NEORT++ 2024/9/25 - 2024/10/6 https://two.neort.io/ja/exhibitions/patterns_of_flow --- description: mole^3は、戦後日本に生きた川野洋が、ピート・モンドリアンの芸術を通じて、戦争によって引き起こされた負の感情を美の追求によって昇華しようとしたのではないかと推測しています。彼女の作品「Changes, Cycles, and Shapes in Between」は、モンドリアンが形状と色彩を有機的に進化させるアプローチを通じて、最終的な形に到達したプロセスを分析しています。絵画において、「形」には〈具象↔抽象〉の軸と〈ノイズ↔線的〉の軸があり、「色彩」にも〈ノイズ↔線的〉の軸があります。「絵画の構成図」を参考にしながら、mole^3は複数の視覚的イディオムを同時に循環させる手法を開発し、作品自体でそのサイクルを表現しました。このようにして、「Changes, Cycles, and Shapes in Between」は、具象と抽象の間を揺れ動くデジタル素材の変動する状態――文字通りの「流れのパターン」を喚起しています。さらに、バレンを使用して印刷されたテクスチャを取り入れることで、彼女は版画家としてのアイデンティティをネイティブなデジタル形式でコード化しました。 Feral File: https://feralfile.com/explore/series/bian-hua-xun-huan-sonojian-noxing-changes-cycles-and-shapes-in-between-dal?viewMode=Grid ---

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