大原崇嘉

Takayoshi Ohara

大原崇嘉

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Profile
1986年神奈川県生まれ。東京を拠点に活動するアーティスト、プログラマー。主に映像や照明などを用いたインスタレーションを制作。色彩の相互作用や奥行き認知に関する研究などを横断的に取り入れながら、イメージ/モノ、平面/奥行き、視覚/身体のあいだに立ち上がる両義性そのものを前景化する。近代以降に形成されてきた視覚の枠組みに現代的な技術から応答し、今日のメディア環境における視覚の在り方を問い直している。アーティストコレクティブ「ヨフ」のメンバーとしても活動。
Biography
[展覧会]
2024 個展「スクリーンの肉」/NEORT++(東京)
2024 やまなしメディア芸術アワード2023-24 入選作品展/GASBON METABOLISM(山梨)
2024 ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 6「メニスル」/トーキョーアーツアンドスペース 本郷(東京)【ヨフ】
2023 芸術未来研究場展/東京藝術大学大学美術館(東京)
2023 ICC キッズ・プログラム 2023「こんにちは、もうひとりのじぶん」/NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東京)
2023 いろとこころ ~科学と美学が出会う色彩学のありか/東京造形大学附属美術館(東京)【ヨフ】
2023 新しい空洞(うつほ) theca 2023ss 展/theca(東京)
2023 Maneuver/art space kimura ASK?P(東京)
2023 流れる窓、追い越す目/art space kimura ASK?(東京)【ヨフ】
2023 令和4年度メディア芸術クリエイター育成支援事業成果プレゼンテーション「ENCOUNTERS」寺田倉庫B&C HALL(東京)【ヨフ】
2020 OPEN SITE 2019-2020「2D Painting」/トーキョーアーツアンドスペース 本郷(東京)【ヨフ】

[受賞]
2024 「Hyle(s)」やまなしメディア芸術アワード2023-24 〈入選〉
2021 「2D Painting」/文化庁メディア芸術祭〈アート部門審査委員会推薦作品〉 
2014 「八芳園」第67回カンヌ国際映画祭〈短編コンペティション部門ノミネート〉
2012 「MEDIA PRACTICE 2011-2012」文化庁メディア芸術祭〈エンターテインメント部門審査委員会推薦作品〉
2012 「Numerics」東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻〈主席〉

Work

柴田聡子「雑感」 7 days remaining
Music video

柴田聡子「雑感」

2022
00:05:02
アーティストコレクティブのヨフが作品制作において重視してきた「虚実を横断させる視覚経験」を、映像制作工程(映像撮影→ポストプロダクション)へ適応させる方法論を探りながら、アイディアを練っていきました。実際には、ワンカットロングショットによる撮影と、ポスプロでの時間軸の操作により制作しています。 ワンカットの撮影ではサビの間、紙吹雪が舞い落ちる中、柴田聡子さんだけピタッと静止し続けることが、このMVのアイディア実現の条件へつながっています。ポスプロにて部分ごとに細かな時間軸の操作を施すことで、静止する柴田さんに変化はなくとも、周囲でパラパラと落下していた紙吹雪だけが、逆行したり、画面の中心に吸い込まれるような動きや、極度に圧縮されノイズのように変質するなど、様々な振る舞いが作り出されます。このような静と動の対比によるリアリティの歪みを演出のベースとしました。 さらに中盤では、柴田さんの画角を固定したままカメラを動かすことで、背景までもグニャりと歪ませ、キラキラと舞い落ちる紙片が曲の展開と相まり、どこか銀河の果てのような非現実的な世界観を醸し出す印象的なシーンとなっています。 ワンカット撮影の舞台裏の様子を収めた「Behind the scenes of Satoko Shibata “Understood”Music Video」(https://youtu.be/xOK0IlVjdH8)もヨフ自身で手がけている