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web-CHISO 2022FW「花と鳥と」
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web-CHISO 2022FW「花と鳥と」

2022
京都にある1555年創業の着物ブランドのコンセプトムービーです。 日本の伝統的な着物を題材に、海外のクリエーターと日本のクリエーターとで「大人の可愛らしさ」を造り上げました。 全体のイラストをスウェーデンのイラストレーターPeter Gehrmanさん、 アニメーションをブルーカーペットメンバーでもある稲葉秀樹さんと豪華なメンバーで挑みました。 まずPeterさんの独特なイラストの世界観を損なわずに、どう演出とアニメーションに落とし込むかが課題でした。 2Dのイラストをそのままアニメーションにしてしまっては紙芝居程度になってしまいます。 着物の世界観にダイブして、2Dでありながら立体的で奥へと連れて行かれるような演出をしたかったので、イラストを3Dで配置出来る事を前提にお願いする必要がありました。 そして各カットがどう動くかを詳細に決めてコンテ化し、Peterさんにイラストを お願いしました。海外のクリエーターとの意思疎通をを図ったので、 最初は不安も有りましたが、最高のイラストを仕上げてくれました! 次に稲葉さんが持つ唯一無二のアニメーションのエッセンスを注入してもらうには 、2Dと3Dのすみ分けとアニメーションの展開をしっかりと地固めする必要が有ったので ビデオコンテはかなり慎重に作成しました。 普段はコンテ→アニメーションが自分の中でワンストップで直結して作っているのですが、稲葉さんにお願いするにあたってアニメーションに迷いが 生まれないように、より正確なビデオコンテを作成する必要がありました。 結果素晴らしいアニメーションに仕上がりました。 何と言っても稲葉さんのアニメーションのセンスは憧れるくらい 凄いと思いました(以前から)。大きな刺激を与えてくれて、コラボレーションしてくれた稲葉さんに感謝です。 この作品で一番好きなシーンは、着物と一緒に舞い上がるシーンです。 素敵な着物に出会えた嬉しい気持ちを、ファンタジックに上手く表現できていると思います。 日本の伝統的な着物を中心に海外のクリエーターを含めた 様々コラボレーションによって出来た最高の作品です!
西武園ゆうえんち「メモリー・オブ・ライト」
Art workCGEventGenerative ArtInstallationInteractiveLive actionMotion graphicsProjection mapping

西武園ゆうえんち「メモリー・オブ・ライト」

2022
西武園ゆうえんち「メモリー・オブ・ライト」 昭和をコンセプトに造り上げられた園内に合わせ、オリジナルのストーリーを考案し 5つの神に遭遇しながら「願いの木」という伝説の木を求めて園内を進む ゲスト自身が物語の主人公となる幻想的なナイトウォーク型作品の総合演出と 園内のマッピング映像を手掛けさせて頂きました。 日本人であれば誰でも記憶にある影絵や鞠のビジュアルを用いて全体の世界観を決め マッピングやインタラクティブの演出に落とし込んでみました。 マッピングに関しては床と壁に加え、初めて樹皮にマッピングを施してみました。 植物へのマッピングは幻想的な体験をもたらしてくれるので、今後はもっと規模を大きくして行きたい表現の一つです。 更に、ゲストの手で作り出した影絵の生き物が飛び出して行く インタラクティブパートでは、短いショー形式にしてセリフでゲストに語り掛け 体験を促しました。 語り掛ける事で、ゲストとのコミュニケーションが生まれ、体験が強化されシンプルな仕組みではありますが、屋外での体験も合わせた事で良い効果が生まれたと思います。 最後の「願いの木」自体は、冬の七夕をイメージしてみました。 実際に作成するにあたって5ヶ月間の耐久性や様々な条件を元に、素晴らしい美術スタッフの協力で オリジナルのイメージに近い状態で再現する事ができました。 このイメージを作成するにあたり、必要な時に大きさやディテールを確認出来るように ロケハン時に簡易的な3Dスキャンで木をスキャンしてPC上でシュミレーションをしたり、 データを元に空間模型を作成してもらい、マッピングのシュミレーションに活かしました。 モニターの中にしか無かった世界や物が、実像となって目の前に現れ ゲストと共有できるのは、こういった体験型のショーやマッピングの醍醐味であります。 更にはテクノロジーを使いながらも、どこか懐かしい世界観で実際の世界へと アウトプットする面白い作品になりました。 体験型のナイトウォークは、コンセプト、ストーリー設計、空間設計、照明演出、マッピングを含めた映像演出など総合芸術的な要素を求められます。 私はそうした時に先ず考えるのが、それを観る人との関係性や対話を重視しています。 今後もこういった映像と実像が交錯する体験と対話出来る作品を作り出せるように 努力と発信を続けて行きます。

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