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ASO CALDERA HIKE – HIKING SEASONS
3DCGArt workCGEventInstallationMotion graphicsProjection mapping

ASO CALDERA HIKE – HIKING SEASONS

2021
00:01:30
ASO CALDERA HIKE JR熊本駅前に、熊本の大自然である「阿蘇カルデラ」をテーマにした、最大直径約24m、最大高さ約2.4mの巨大空間「ASO CALDERA HIKE(アソ カルデラ ハイク)」を公開しました。 「もし熊本の大自然が、街のど真ん中にやってきたら。」 
ASO CALDERA HIKEは、熊本の大自然の象徴である阿蘇を体験できるコンテンツです。阿蘇のカルデラを取り囲む外輪山をモチーフにした最大直径約24mとなる巨大なオブジェをアミュひろばに設置。円環状に張り巡らされた幕の中に身を投じ、歩き回ったり、腰かけてゆったり過ごすことができます。 夜には駅ビル上層階に設置された約4万ルーメンの高輝度プロジェクターによるショー/幕間の
演出も行われます。
PARTYは企画と総合演出を担当しました。 期間:2021年12月3日(金)〜2022年1月10日(月・祝) 場所:アミュひろば(熊本駅白川口駅前広場) ショー演出:HIKING SEASONS テーマは、阿蘇の四季。 阿蘇のカルデラをモチーフにした巨大オブジェクトの中を歩きながら、阿蘇の雄大な景色の移り変わりを楽しむ没入型アート体験です。雪と氷に閉ざされた1月から、野焼き、新緑、ミヤマキリシマ、草と青空、夕日に染まるすすきへと続き、満天の星々が煌めく12月の風景に。四季の移り変わりに応じて姿を変える阿蘇の雄大な景色を約600㎡の広大なプロジェクション映像で演出します。
一本の線
2D animationAnimationInstallation

一本の線

2021
Only Image
長野県立美術館に新設された「交流スペース」のために制作されたアニメーション。縦3メートル・横12メートルの壁2面を組み合わせた、L字型の大型スクリーンに上映される。シンプルな単色で構成された画面に現れた「1本の線」は、次のようなルールのもとで動く。 あらかじめ決められた軌道を「なぞるように」移動する。つまり、全ての物語が1本の線でつながっている。 線の長さは、ほぼ一定に保たれる。 線の長さが一定という制約があるため、物語の全貌を1枚の絵として同時に見ることはできない。視聴者は絶え間なく動いていく線を目で追いながら、隠されたストーリーをひもとき、想像することで、作品に主体的に参加して楽しむことができる。 小鳥・少女・潜水艦・ワニ・クモの巣 など、1本の線が多様に変化しながら物語が展開されていくが、映像を通して視聴すると、1つめの「ある小鳥の物語」、2つめの「ある少女の物語」が終わったあと、2つが組み合わさることで、3つめの新しい物語が生まれるという、3部構成となっていることが明らかになる。L字型の壁面を利用した「2つの物語が出会う」構成が、映像と音楽の両方で試みられている。
Voice of Vision / Seiya Nakano + Synichi Yamamoto feat.Satoshi & Makoto
Art workCGDigital signageInstallationMotion graphicsOriginalR&D

Voice of Vision / Seiya Nakano + Synichi Yamamoto feat.Satoshi & Makoto

2018
Using traditional electronic music as its motif, Voice of Vision suddenly starts a countdown toward something undescribed. With a techno-pop taste, this countdown graphic appears in the city of Shinjuku out of nowhere. This graphic is an experimental collaboration between graphic creator Seiya Nakano and musician duo Satoshi & Makoto. Seiya Nakano is one of the most profound technical director in Japan with an abundant experience from projection mapping to large-sized graphic installation. The members of the duo Satoshi & Makoto met at Kraftwerk’s Japan tour. They released their music from a Dutch music label called Safe Trip and has gained reputation since then. Their music is very unique. For Voice of Vision, Satoshi & Makoto used vintage synthesizer from the ‘80s and ‘90s and created this music by intricately simulating each sound. The equipment we used for both graphic and sound are all vintage and utilized various techniques. Therefore, we isolated ourselves from the up-to-date mainstream machines. It is said that the origin of techno-pop is the ‘80s classic old school. This music is an homage to the origin and we made an attempt to collaborate with the artists who can feel empathy with this idea. 2013年から参加しているパブリックアートプロジェクト「新宿クリエイターズ・フェスタ」の2018年に出品した作品。 エレクトリックミュージックの古典的なモチーフを使用して、テクノポップのテイストのモーショングラフィックが新宿のストリートに現れ、何かにむけてカウントダウンしてゆきます。 今回は映像を中野誠也(Seiya Nakano)氏、音楽をSatoshi & Makotoというアーティストと実験的にコラボレーションしました。 中野誠也氏はプロジェクションマッピングや大型映像インスタレーションで、日本の数多くの有名なプロジェクトを手掛けてきたテクニカルディレクターで、音楽のSatoshi & Makotoは、Kraftwerkの来日ライブで出会ったアーティストで、オランダ safe trip レーベルからリリースした作品が話題を呼んでいます。 音楽はオリジナルで、Satoshi & Makotoが今回のために80〜90年代のビンテージシンセサイザーや、緻密にシミュレートした音源を駆使して制作しました。 映像も音も、現在のメインストリームにあるツールとは異なり独特な方法やビンテージ機材を起用して制作しています。 80年代のオールドスクールのテクノポップにクリエイティブの原点を持っていて、共感できるアーティストと、今回はテクノカルチャーへのオマージュとして、コラボレーションを楽しみました。
Fluctuation landscape|The MixC
3DCGCGInstallationMotion graphics

Fluctuation landscape|The MixC

2021
上海の超大型ショッピングモールThe MixCの屋外広場Sunken Squareに設置する常設インスタレーションの企画・演出・制作をWOWが担当。 LEDにガラスをタイリングした高さ約2.3m×20本のタワーは、幅10m以上に及ぶ。元々広場に在ったオーバーフォールの中に作品を置くことで、環境に調和するよう設置した。自然現象と上海の夜景をテーマとした2種類の演出があり、映し出される映像はガラスを通して反射と屈折を繰り返す。まるで、絶え間なく変容する自然の風景のように、周囲の環境、観賞者の位置によって常にその見え方は変化を続ける。 本来、映像作品は高解像度であったり、時間軸の中で始まりと終わりが決まっているものが良しとされる傾向がある。しかし、人の想像力は無限の解像度と時間軸を持っているのでは、という考えからこの作品は生まれた。揺れる水面や川底を注意深く観察していると、周りの風景が反射して写る像が結ばれたり崩れたりを繰り返しているように見え、抽象風景と具象風景を何度も繰り返し見ているような不思議な感覚に包まれる。本作品はそのような体験をもとに、反射や屈折という光の特性が作り出す独特な風景を映像的な解釈で表現した。

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