CodingExperienceGenerative ArtInstallationInteractive
並列計算される遺伝子
2022
00:01:24
PARCO P.O.N.D.2022にて展示。一つ一つ異なる遺伝子と知能を持った人工生命の群れが、自身の生存と遺伝子の保存のために群れをつくり、他の種を捕食し、交配によって子孫を成す様子をGPGPU技術によってリアルタイムにシミュレートした。
それぞれの生命の活動は極近くに変化をもたらすのみだが、その影響は相互作用のネットワークを通して広がり、多様な生態系を形成する。本作品は渋谷PARCO5階にある身長ほどの大きさのタッチディスプレイに展示され、等身大のインタラクションを可能にした。このタッチディスプレイは様々な属性を持つ人々がショップを周遊する道半ばに設置されており、生態系と鑑賞者の予測できない出会いをもたらしたと同時に、作品を媒介とした鑑賞者同士の思いもよらないコミュニケーションの場となった。
また、生活の傍らに人工生命を存在させるプロジェクト、「かたわら」の一環として2024年には1週間以上の期間シミュレータを連続稼働させ、その様子をYoutube Liveで配信する企画を実施した。