映像作家100人2019

※並び順はランダムです

Squarepusher – Terminal Slam
Music videoMV

Squarepusher – Terminal Slam

2020
00:05:33
Terminal Slam Music Videoは街の中に存在する広告を全て消去、もしくはSquarepusher由来の広告に入れ替えるということを行ったDiminished Reality, Mixed Reality Music Videoである。近い将来、このMusic Videoで行われた様にAR/MRグラスをかけることによって街中の風景を自由に書き換えることが出来る様になるだろうと真鍋大度は考えて本MVを作成した。 Machine Learningテクノロジーを用いて、 - Object Detection(画像の中のオブジェクトの位置を認識) - Semantic Segmentation(画像の中のピクセル1つひとつに対してラベル付けを行い、意味に応じて画像領域をカテゴリ分類する) - Image Inpaint(画像修復技術) を行った。街中の広告看板はほとんどのものが周期的に変化するため、現在の技術では機械が正確に認識することが難しかったので人力で広告看板の位置データを作成した。 また、解析データ、位置データを用いてマスク情報を作成し、人や広告の存在するエリアのみにグリッチエフェクトをかける、光学迷彩エフェクトをかけるなどのポストプロセス処理を行った。 また、広告の領域を抽出する様な手続きは既存の機械学習技術のみで行うことは不可能だったため、現時点での技術で実現が出来ないものに関しては人力によりマニュアルオペレーションも行った。近い未来には全て自動で出来る様になることを予想しておく。
柴田聡子「涙」(Official Video)
2D animationMusic videoMV

柴田聡子「涙」(Official Video)

2019
00:04:22
前に撮らせてもらった柴田聡子さんの『後悔』というMVは自分の中でも新しい代表作になった。 最初は「こんな素晴らしいのが撮れて俺ってほんと天才だな~。」と自画自賛してたけど、考えれば考える程、この映像が良いのは単に柴田さんがすごい表現者なだけで、俺がすごいんじゃないわwと思ってきた・・・(汗) 柴田さんはすごいと思う。普通じゃない。曲もだけど、やっぱ歌詞はほんとにすごい。詩という表現の良さを知ることが出来る。 ほんで今回の映像ですが、柴田さんは基本的にはわりとナチュラルで自然体な感じのイメージがあるけど、普通に(失礼)美人でかわいい人なのでそれを全面に出してやってみたくてヘアもメイクも衣装も人に頼んで、Twiceのナヨンみたいにしてくれ~!!って言って、撮ってもらった。(YouTubeのコメ欄に柴田さんのナヨンを見抜いてる人がいてウケました。) 背景のお花とか宝石は何人かの人に描いてもらった。 やまだみのりさんはTwitterで知った若いアニメーション作家の人で、多摩美卒って書いてあったのでお願いしたら、やっぱやばいぐらい上手くてマジでビビった。普段の作風は上手さバリバリって感じじゃないっぽいんだけど、美大卒はやっぱし基礎画力がすごいよね・・・。 この上手さはマジで額縁(?)って感じで、柴田さんの顔の真横に置くとより柴田さんの美しさを引き立たせる絵だったなぁ。 絵の素材は他にも佐藤ひろろとか奥さんであるさかもとちあきにも描いてもらって、味のある感じでそれも良かった。 コラージュなのでバランスが楽しい。

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