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王様ランキング ストップモーションシリーズ(全5話)
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王様ランキング ストップモーションシリーズ(全5話)

2022
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S.H.Figuartsの『王様ランキング』ボッジ&カゲのストップモーションアニメ(全5篇)です。 こちらで全5篇をご覧いただけます。 特設サイト:https://tamashiiweb.com/item_character/osama_ranking/ 第1話【フィギュアになった!】篇 ボッジとカゲが走ってきて元気に挨拶をします。 2人のテンポ感や雰囲気を残しながら、フィギュアの可動域や付属品もしっかり見せていきました。 第2話【登場】篇 第1クールOPのオマージュ。 元気に走り抜けるふたりのこれからを見守る気持ちでコンテを書きました。 2人が走り抜けていくカットはセットを180度作り、稲積アニメーターがボッジ&カゲをコマ撮りしながらカメラも同時に少しずつ動かして撮っていきました。 合成なしの一発撮りワンカット。 第3話【ボッジの剣】篇 ボッジの強さと愛らしさのギャップを魅せられたらなと思い演出しました。 村瀬さん(カゲ)の『ボッ…!』がお気に入りです。 大きいけど怖すぎない岩の形やボッジの角度をみんなで検証しながら色々こだわった部分です。 第4話【星空の下で】篇 「アニメ第1クールED」および「漫画12巻番外篇」第1クールEDのオマージュ。 夜みたいな暗い世界では光は言葉の代わりになります。 夜だけど二人がちゃんと見えるよう、川口さんは最高なライティングを、コシュカさんは星の光の形ひとつ一つまで調整してくれました。 流れ星以外は全て一発撮りです。 星空も星座の線もコマ撮りです。よく見てみてくださいね。 カゲを見つけた時の日向さん(ボッジ)の柔らかい声がすごく安心します。泣いてしまう。 第5話【約束】篇 ボッジと母シーナの、幼い頃の大切なあのシーン。 小指はボッジと一緒に息を合わせてコマ撮りしています。 稲積さんがボッジを動かし小指の先をコントロールして一枚撮影、の繰り返しで撮っていきました。
鬼とやなり House Rattler
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鬼とやなり House Rattler

2018 ~, 2019
00:06:27
昔から、この国ではどこの家にも妖怪家鳴りが住んでいた。しかし、徐々に衰退していく木材建築の家々には、もはや耳の遠い老人たちしか住んでおらず、家鳴りの声も聞こえない。家鳴りは時々、それを寂しく思う。 本作の主人公は、日本の民間伝承に登場する「鳴家(やなり)」と呼ばれる数寸程度の妖怪で、昔から時々家の中で何やら不可思議な軋みなどの音が聞こえるのは、住民を驚かせようとする彼らの仕業であると信じられてきた。日本では、「家鳴り」しかり、古くから自分たちの住む家には見えない影の部分があることを信じて恐れ、それらを「鬼」と呼び、日常から遠いものとした。今では、この文化は廃れつつあり、かつて「鬼」を感じていた住民たちは年老い、明るい現代社会の影として、鬼の側に立場が逆転して生きているかのようだ。本作は、現代の社会から取り残されていく老人と民間伝承の生き物の姿を、影や光の効果を用意て描いた映像作品である。 とある過疎化の進んだ港町に住む、築80年の祖母の家を使って、実際に人形をその場で動かして撮影したアニメーション作品。その家は、80年と言う長い期間に多くの住民を受け入れ見送り、彼らが生活してきた痕跡が残っているせいか、私は家で家鳴りが聞こえるたびに「得体がしれない」ものがいる気配を覚え、幼心にいつも恐れていた。 本作は、かすかな自然光と影や、欄間から差し込む明暗を使い、日本家屋特有の、家の中の明るい場所・暗い場所の境界線を効果的に作った。光と影の狭間を移動する民間伝承の生き物を、あたかも本当に存在しているかのように、実際に人形を使って再現する試みた。人形の大きさをそのまま「やなり」のサイズ感として、人間のスケール感で撮影することは、私たちの日常とアニメーションの世界を混在させ、日本家屋に潜む不気味な存在の可視化させる意図がある。

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