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秋山黄色『ソニックムーブ』
3DCGCGMV

秋山黄色『ソニックムーブ』

2024
00:04:04
秋山黄色くんっていう男性ソロミュージシャンのMV、 男の子のMV自体がけっこう久しぶりで大丈夫かなーって思ってたけど、やっぱり曲調や内容的にはもうズバリ俺にマッチしてたと思う。最初メールで監督候補に挙げてもいいかっていう連絡があった時はまだ曲タイトルしかわからなかったけど、「ソニックムーブ」っていう単語を見ただけでほぼ今の内容が思い浮かんだよ。だから是非やらせてください!って感じだった。 照明は以前からずっとお世話になってるオフィスドゥーイングの平井さん。平井さんはほんといい人で最高です。右も左もわからない時からお世話になりまくりでいつも超絶大感謝です。 で、カメラは自分でやった。餅は餅屋だから撮影は常にカメラマンさんにお願いしたい気持ちもあるけど、グリーンものだと普通の撮影じゃないからより編集の事をわかって撮らないとマジで意味ないし、なんやかんや自分でやったほうが早いかなーとか最近うっすら思ってきて、今回は自分で撮りました。被写体は1人だし、カメラワークとかもやらないつもりだったしね。でもなんでも自分でやってみたいっていうのはマジ卒業したい。。。で、FX6でやってみたかったのでレンタルしたんだけど、マジでプロ仕様すぎて使い方が意味不明で難しくて、その理解度のままだと撮影で爆死確定だったので撮影には持っていかなかった。結局いつもの手持ちのa7s3で撮ったけど、ほんと使い方も簡単だしキレイに撮れるし最強だよ。ラブ。ALL-Intraで収録した。H.265と比べたら編集時の扱いの軽さが10倍くらい違うし、以前H.265で撮ったMVを編集してたら終盤に編集が積み重なって激重でAEが動かなくなってレンダリングも出来なくなったりしてやばすぎたので、絶対にALL-Intraがいい。ALL-Intraだと終盤編集が重くなってきてもギリ保つ。SDカードがV90のものが必要だし、容量もデカいんだけど、まぁ微々たる差ですよ。使うとこだけProresに変換すればいいんだけど、最後までなんやかんややるからさ。 で、撮影では色々撮って、バイクも劇用車をレンタルしたりして、スムーズに終わり、 オフライン編集はよくお願いしてる斎藤公太郎ディレクターにやってもらって、いい感じには仕上げてくれはしたものの、やっぱグリーン素材だけで背景になんのヒントも無いのに編集するのはむずいよねー・・・すいません・・・って感じでそっから俺のテンポや感覚に合わせるために自分でもかなり大小いじりまくって面白かった。CGも、バイクシーンの背景は池田愛さんっていうクリエイターの方につくってもらって最高だった。それ以外のゲームセンターやビル群のシーンは自分で作った。でもね、とにかくいつもやってるようなアイドルグループと違って人物が1人なので、やりやすいったらないよね。面白くするためのフットワークが軽いのは最高だわ。 カメラワークしてトラッキングしてリアルなかっこよさをゲットしても良かったんだけど、撮影対象人物が1人だから、固定で撮って後でCG上でカメラワークをする事にした。編集的にもこっちが圧倒的に早い。トラッキングマーカーを消すのも数アクションかかるし、トラッキングも時間かかる。納期まで短いのに、そこに時間を割くのが嫌だった。カメラワークが活きてくるショットって考えたら、しょうみ3人組くらいまでだったら固定でもいいんじゃないかなぁー。まぁ納期との兼ね合いだけども。 なんせ今回もメジャーあるあるの納期の短さだったので、撮影の時点で後の編集スケジュールを見越した香盤とシステムで撮りました。結果的にもカメラワークありの素材は結局ほぼ使わず、固定で撮って後から動かしてるものばっかりです。 ちなみに撮影から納期まで20日無いくらいで俺的にはギリギリ。 時間がないので色々同時並行で作ってて、あれやこれやを推敲する暇も無いので勘というか経験則でコレをやればこうなるだろうっていうのを常に予測をほうぼうに張り巡らせて、細かい確認は最後までほとんどせずに作った。 まぁでも最後の最後まで結構詰めて作れたので良かった。作るのが楽しいのはほんといい仕事だよねー。ありがとうございました。 でも結局一番よかったのは、コレを作る前にcolosoで映像ディレクター・VFXアーティストの涌井嶺さんの講座を買って勉強してて、それがマジ本気で最強にすっごく役立った。そもそも俺、今までずーーーっとグリーンバックの映像作りまくってきたのに、グリーンの抜き方とかマスクの扱いとかが全然わかって無かったやーーーん!!!!ってなって、この講座のおかげで一気にキーイングがやりやすくなって、その結果ずっと苦手だった色も、まだ全然うまく出来ないけどもうちょっと勉強したらうまく出来るかもしれない、って予感がするところまではきた。リニアワークフローとかACESっていうのは今もう常識らしくて、ほんとこの講座を買わないと知らなかったので、勉強してよかったわぁ。。。 あとはマジおれは照明とカラコレがわかれば最強だと思う。なんも知らんとずっと1人で勘でやってきてここまでこれたんだから、勉強したら最強すぎるでしょ。のびしろハンパやないで。あとCGもわかりたい。マジわからん。常に手探りで作ってる。。。 あ、そんでコレが公開されてからエゴサしてたら、この曲のドラムを叩いてるのがおれが20歳とかの時に京都で何度か会ったことのある城戸ひろしくんってドラマーだった事を知った。確かほとんど同い年で、その時は俺もバンドやっててドラマーを気取ってたんだけど、ひろしくんは突然当時の周辺のライブハウス界隈に現れた超絶ドラマーで、すごいなーと思ってたら、すぐに浅井健一のバンドのドラマーとなってプロになった。俺はと言えばそれから数年間くすぶり続けてゴミクズみたいな生活をしながら、バンドは解散し音楽は辞め、趣味で始めた映像で今こうなってるわけで。 向こうは覚えてないと思うけど懐かしくてなんか嬉しかった。こういう再会の仕方もあるんだなー。
QUEENDOM / チキチキバンバン (MUSIC VIDEO)【TVアニメ「パリピ孔明」OPテーマ】
2D2D animationMusic videoMV

QUEENDOM / チキチキバンバン (MUSIC VIDEO)【TVアニメ「パリピ孔明」OPテーマ】

2022
00:03:24
パリピ孔明というヒットアニメの主題歌のMVだったので、色んなジャンルのパリピをイメージして衣装を用意していただきました。 avexでよくある、海外のダンス曲を無理やり日本語でカバーする枠(MAXのtacataとかDA PUMPのUSAとか)だなーと思ったので、普通の女性アイドルのダンスMVな感じではなく、ネタ感を感じられるようなものにしたかった。なのでパラパラの教則ビデオや、昔90年代とか00年代にめっちゃ出てたavexのトランスのMEGAMIXの感じを2022年の感覚でバグらせて、見たことない派手さを演出しました。 背景はひたすらギラギラ光っててめちゃくちゃACIDな感じにして、勢いと頭のおかしさ、クールさ、ダサさ、かっこよさが同時に存在する意味不明な最先端デザインになっております。 終盤のアニメーションは、『パリピ孔明』の舞台でもある渋谷を、怪獣がハート攻撃で渋谷中をハートで埋め尽くす、という内容なので、らっパルさんに作っていただきました!!!!このアニメーションのおかげでMVにすごく深みが出て、なんかとても感動的な映像になりました。らっパルさんのアニメーションは本当に最高です。
femme fatale「だいしきゅーだいしゅき」Music Video
2D animation3DCGAnimationCGMusic videoMV

femme fatale「だいしきゅーだいしゅき」Music Video

2022
00:03:35
とにかく曲がめちゃくちゃ好み!聞いた瞬間から脳内でカラフルなキャンディがぐるぐる回り出しました。 だいしきゅーという事なので、疾走感があってわちゃわちゃしててとにかく可愛い映像にしたくて、衣装もたくさん用意してもらったり、バイクや小道具やなんやかんや盛りだくさんで撮影しました。 寝る時に見る夢、というテーマで、大至急起きなきゃいけないのに夢の世界から起きられなくて大暴走!みたいな感じ。あと、この夢はかなのちゃんの夢なのかさきなちゃんが見てる夢なのか、二人の夢の覇権争い、どっちの夢なの!?みたいなイメージのストーリーで企画しました。(最終的には覇権争い要素は無くなって、もうちょっと夢の世界、可愛い空間、みたいなイメージに落とし込みましたが・・・。) 曲を聞いてると二人がスポーツをしているイメージが湧いてきて、野球のユニフォームをギャル風に着こなしてる絵が思い浮かんでこれは絶対可愛いなと思ってやらせてもらいました。(あややのトロピカ〜ル恋して〜るのイメージですw) バイクも無理を言って撮らせてもらいました。疾走感といえばバイク。 アニメーションも豪華で、ど頭のOPのアニメーションはmisaさんに、女の子の見てる夢の中という内容でお願いしました。めちゃくちゃ可愛くて最高です。 1サビのアニメーションは、悪夢を吹き飛ばすというシーンなのですが、こちらはらっパルさんが作ってくれました。らっパルさんはずっと大好きでいつかお仕事できたらなぁ・・・なんて憧れてましたが、今回念願かなって嬉しかったです。 野球のシーンのど派手エフェクトアニメは、もうエフェクトアニメといえばの信頼の畳谷哲也くんです!
Part of “春夏秋冬 – Flowers In Season”
Art workDigital signageGenerative ArtInstallation

Part of “春夏秋冬 – Flowers In Season”

2024
00:06:53
私は東京で生まれ、育ちました。「春夏秋冬」では、都会の中の花と記憶の中の花をテーマに、日常で馴染みのある花を中心に、AIとジェネラティブアートを組み合わせて季節の変化を表現しています。花をモチーフに選んだ理由は、花と「Poems in Code−ジェネラティブ・アートの現在/プログラミングで生成される映像」の展示方法である、デジタルサイネージには共通項があると感じたからです。 東京の中心街に行くと、目を惹くサイネージがあちこちにあり、信号待ちなどの時間が非常に早く感じます。日常で外を歩く際には「目的地へ向かう」ことが習慣となり、季節の変化を感じながら歩くということを忘れてしまいます。 季節を彩る花は、街のサイネージのようにとてもカラフルで美しいです。ですが、じっくりとその花を観察したり、立ち止まって名前を調べたりすることは少ないのではないかと思います。また、サイネージに書かれている事柄や映し出されているものを立ち止まってじっくりと眺めることもあまりないように思います。この点で、都会での花とデジタルサイネージは共通項があると感じました。​​​​​​​ 作品中の3D化された花は、全て生成AIで2Dの画像を作成し、AIの機能で画像の深度を測り立体化しています。画像は、本物の花に近いものを生成し、使用しています。生成AIは作り出すものの特徴を捉えることは得意ですが、完璧ではありません。本物の花と比較し、違いを観察し、花を再認識することで、鑑賞者の記憶や感覚とリンクすることができればと思い、リアリティのあるものを選びました。 また、作品中のAIによる動画では、生成AIで作成した季節の花の画像が使用されています。動画として再出力することで、花の形状や色が調和し、新しい花のように見え、名前の無い花になる様子が、記憶の中で認識している花の様子に近いと感じ、この表現を取り入れました。 都会の中の花は、私たちの記憶の中ではAIの動画のように、曖昧でぼんやりとしたものなのではないでしょうか。忙しい時間の中で立ち止まり、今を楽しむ時間があってもいいのではないかと思い「春夏秋冬」を制作しました。

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