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Eguo – Nesting (Audiovisual Live Performance Rehearsal)
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Eguo – Nesting (Audiovisual Live Performance Rehearsal)

2021
00:09:01
今回のオーディオビジュアルライブセット "NESTING"は、リアルタイムレンダリングで生成される3D空間内にもうひとつのライブ会場を設営し、その3D空間内のライブ会場に設置したスクリーンに実際のライブ会場の映像や演奏する手元の映像、VJ映像などをリアルタイムで映し出し融合させるという、入れ子構造のライブ内容になっています。 これまでは主にプリレンダリングした映像素材や過去に制作したMV作品を切り刻み再構成していくカットアップ的な表現をしていたので、FFT解析によるオーディオリアクティブ表現やリアルタイムでの映像エフェクトなどを2Dレベルでしか行なっていなかったのですが、今回リアルタイムグラフィックス・ソフトウェアNotchを導入したことにより、それらが3Dレベルで安定してできるようになり、表現の幅が広がりました。音楽に関しては全てコロナ禍以降に制作したトラックを使用していて、よりダンス性が高く、よりハードになっています。  音楽はAbleton LiveとElektron Digitaktを同期させて使用し、NovationのLaunch ControlとLaunchpadでコントロールしています。映像のメインの舞台となる3D空間は、新たに導入したリアルタイムグラフィックス・ソフトウェアNotchを使用して構築しました。3D空間内のライブ会場に設置した3面マルチスクリーンに映し出されるVJ映像は、VJソフトウェアResolumeからリアルタイムで送っています。3D空間内のカメラ、ライト、3Dモデル、VJ映像、実際のカメラスイッチングなど、ほぼ全てをMIDIとFFT解析によるオーディオリアクティブによってリアルタイムで制御しています。映像のMIDI制御は、別PC上のAbleton LiveとElektron Digitaktを使用し、演奏と一緒にシーケンスさせています。あとはMIDIコントローラーのフェーダーやノブ、パッドを操作すると音楽と映像が同時に変化する機能を実装させており、フィジカルなオーディオビジュアライズができるようにしています。MIDI信号はLANケーブルで映像用のPCに送り、FFT解析用の音声信号はマスターアウトではなく別チャンネルからオーディオケーブルで映像用のPCに送っています。別チャンネルを使う理由は、音楽と映像を同時にコントロールできるオーディオビジュアルライブだからこそできるディレイの調整を行うためです。 

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