「あなたが蒔いたその種、きっと芽が出るから。 お互い芽が出た時は、一緒に喜び合おうよ。」 1分46秒の作品を２年かけてコツコツ作りました。３DCGやロトスコは使わず、ペンタブですべて描いています。沢山観察したり調べたりしながら描きました。ご覧いただいた皆様の心に、何か芽が出たら幸いです。

音に合わせたリリックモーションをお楽しみください。

NHK Eテレ「天才てれびくん」のテーマソングとしてマカロニえんぴつが制作した楽曲「ネクタリン」のミュージックビデオ。フル3DCGの映像作品でかわいくデフォルメされたキャラクターとトーンチックなセルルックが特徴の作品。

「Life is...」内向的・外向的、日常で無意識に繰り返される生と死。 宇宙誕生から現在までの時間軸の中では、全ての生命体の一生はとてつもなく儚い 。 様々な事象に抗い、記憶の連鎖と共に生き続ける生命の力強さや美しさを表現 。 人類を含めた全ての生命体は、自らの体内で行われている細胞の生と死などの現象を意識していない。 例えば惑星や宇宙が、永遠とも感じる長い時間軸で生と死を繰り返してる 1個体であり、生命体だとしたら 私たちも、それらの生命維持を支えている細胞のような存在なのかもしれない。

Only me ─── わたしだけの、わたしのための 「みんな大人になって社会に揉まれるけど、昔から変わらない好きな物や自分だけの世界観は大事にしたい」という気持ちを込めて、誰かに個性や世界観を持つことを強要するわけでもなく、ネガティヴに過去を振り 返るわけでもない。共感に近い感情をテーマにイメージムービーを制作しました。

自主制作のモーショングラフィックス。 モーショングラフィックスは映像だけではない。という思いから「モーションポスター」を作りました。 通常のポスターのように街中に溶け込み、静止画的な要素でありながらも動く。 映像というよりもグラフィックに近いものとして制作しました。

道路標識の写真を集めてアニメーションさせました

短尺ながら、これまでの自己の作風を更に昇華させた自主制作作品。 高度な音とモーションの調和も交えつつ、改めて自分らしさの追求を主題とし、トレンドに流されないスタイルの樹立を目指している。 タイトル"Glancent"は"Glance"(ひと目見る、ちらっと見る)という語に、単語を名詞化する働きのある〜entという語尾を組み合わせることで、 "ひと目見るもの"という主体を暗示している。　ここでいう主体とは、"ひと目見られる作品"と"ひと目見る視聴者"の両側を指す。 長期間かけて制作しても、実際に見る側は20秒見て終わりであるという儚さをメタ的に捉えた皮肉でもある。 過去の既存作品以上に、自由さを重視して従来カラーパレットを用意の上で綿密に設定していたカラーも今回は自由に、グラデーションもベタ塗りも混合として、一定のトンマナを保ちつつもより強くポップに印象付けている。 また、自由を重視する上では、特に決まったテーマやメッセージ性を設けず、ただ感覚にのみ訴えかける構成は不可欠だった。 こだわりのあまり、短尺の割に過去最長の制作期間(半年弱)となったが、それが途中で作風が揺らぐ原因となった。 良くも悪くも、この半年間に自らに生じた思考の変化や作品への向き合い方などの変化がたった数秒のうちに色濃く反映されており、無意識の内にこの半年間の自分自身がそのまま投影されたかのようだ。　 全編24fps制作であり、一般的な30fpsに比べて生じる映画ルックな質感を重視しつつ、その中でモーションブラー等の"誤魔化し"に頼ること無く、かつ残像感を残さずまともに鑑賞出来うる限界の画面変化、モーションスピードの検証を試みている。 "24fps史上最速モーショングラフィックス"を目指した動き作りの結果、それがまた他に無い自分らしさに繋がっている側面もあると思う。 また、ノイズの乗ったグラフィック、フィルムを彷彿とする僅かなカメラの揺らぎ、甘いレンズ描写を想定した色ズレなどの質感表現はいずれも個性的な画作りを目指した結果だが、これを気に入って今後も多用すれば悪い意味で固着化してしまうので、今後改めて意識したい点でもある。 細かく音楽に調和させたモーションは、過去の"nostalmic"や"Quiet or Upset"などの全体での雰囲気やメッセージ重視の作品とは対照的に、ただ余計な事を考える事なく直感のままに感じる本能的な快感に訴えかけている。テーマ性や裏付け、作品としての深みを求められがちな世の中において、単に感覚的な作品を出したい。 今回も制作のすべてをAfterEffectsのみで行い、例えば他に3DCG系アプリ等の使用は無い。 また、プラグイン等も一切使用無しの純粋なAe制作である。 Aeのみではあるものの、頻繁に3D空間を展開しては2Dの画とシームレスに接続する事で、 感覚的な気持ちよさに加えて、驚きを設ける事を意識した。(今回の14秒〜ラストの2D→3Dへの展開は過去に無い演出となる。) 特に誰と争うでも仕事に関連するでも無く、ただ過去何年もの自分の過去作品を踏まえたときに 感じられた"凝り固まったもの"、定番化した表現などのマンネリを抜け出して、常に新しい作風を模索するひとつのステップとして今作を位置づけた。

2023年までの商業・個人制作物をまとめたショーリール。 2D・３D・分野問わず様々な表現に取り組みました。 ※商業制作物についてはリール掲載許諾を得たもののみ。

自称天使系アイドルのクリエイティブユニット・ティーナ族の自主制作MV。 企画、監督、出演、歌詞……完成まですべての工程に携わった。 平成初期のような演出を多く盛り込み、当時特有の底抜けの明るさを音楽からビジュアル面まで再現した渾身の一作。

3D Gaussian Splatting(3DGS)という最先端技術で、3Dシーンを生成した映像。 34台のカメラを使うことにより時間軸と視点を自由にコントロールすることに成功しました。 フォトグラメトリより更に実写に近い品質で出力することが可能となりました。 XやInstagramなど、SNS総再生数2000万以上を記録。

本作は2023年にリニューアルした大阪のホテル"OKINI HOTEL namba”の共有部のために制作された映像作品です。 俵屋宗達が住吉大社を描いた「澪標（みをつくし）図」にもかけて難波の歴史を望みつつ、OKINI HOTEL nambaや街のネオンが「身を尽くして」新世界に向かっていく道標の一つ一つとなるよう制作しました。 1分に1回、ボーナスステージでビリケン様が登場します。

水循環を円環に見立てて表現したループアニメーションです。