映像作家100人2024

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じゃあ東京帰るね by 東京クラフト
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じゃあ東京帰るね by 東京クラフト

2023
00:02:11
 2023年7月に公開された、SUNTORY 東京クラフトのWEB Movie「じゃあ東京帰るね by 東京クラフト」にて、アニメーション・ディレクターを務めた。異なるスタイルの設計から、作画、CG、コンポジットまで、全般に関わっている。  本Web Movieは、“上京した人々の繊細な気持ち”をテーマに、作家8人と声優3人がコラボレーションし、3人の主人公が異なるスタイルのアニメーションで描き出される、ユニークなWeb Movieとなっている。また、人気女性アーティストAimerさんの「I know U know」を楽曲提供いただいている。  異なる出身地から上京する3人の主人公を異なるスタイルのアニメーションとして描くにあたり、日本スタイル・海外スタイル・アートスタイルという3つの方向性を決定した。それらのスタイルを達成するために、3つのユニットをつくり、それぞれに異なるワークフローを設計した。3DCGを用いたプリビズ、実写撮影、ロトスコープ作画、カメラマップなど、異なる手法を複雑に組み合わせており、これまで個人的に行なってきたようなワークフローをそのままチームとして行う試みをしている。  アニメーション・ディレクターとして、1カット・1フレームをコントロールするミクロな視点と、映像全体を俯瞰するマクロな視点を持つことを心がけた。自ら作画・CGワークに参加し、コンポジットについては全カット行なった。その結果、映像としてのダイナミズムを保ったまま、ユニークなアニメーションとして完成させることができたと考えている。
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL 「Shout out to good show!」 LYRiC ViDEO
AnimationArt workExperimental filmMotion graphicsMusic videoMVPaper craft

豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL 「Shout out to good show!」 LYRiC ViDEO

2024
00:02:11
「下ネタ以外ならなんでも自由にやってください。」 というご依頼を頂き、楽曲と詩の世界観、テンション、造形がなるべく異形になるように意識した。 参考にしたのはスティーヴン・キングの『地獄のデビル・トラック』、サム・ペキンパーの『コンボイ』、ケン・ラッセルの『ゴシック』など、見ていて熱っぽくうなされるような作品。 特に巨大なものが猛スピードで走るバカバカしさと、何かしらの限界を突破したりミックスされて異形になってしまうもののイメージを主に表現したかった。 ゴシックの歴史を辿ればキリスト教の死生観から教会のゴシック建築に配置されたガーゴイルなどのモンスターに至るまで、夏と冬のように生と死が繰り返される感覚がある。常に私はアンビバレンツなものの同居に惹かれている。助手席のゾンビは常に生と死のアンビバレンツな状況を体現している。本人は死んでいるが「生身」と書いたTシャツを着ていたり、点滴を打ったりして死を受け入れたくないようだ。 手法としてはいつものコラージュだが、設定した世界観から逸脱しないように作るのは難しい。特にこだわったトラックの造形も正面、斜め、サイドである程度の整合性を保たなければ繋がらない。整合性の無さがコラージュのある種の特性だが、この気持ち悪いバランスの悪さがここ最近の制作の中でも最も刺激的で楽しかった。

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