2D animation3DCGCGMotion graphics
Brazen Blaze – Alpha Announcement Trailer
2023
00:00:58
VR対戦アクションゲーム「Brazen Blaze」のαテスト告知トレーラーを制作。
Brazen Blazeは「現実では禁止されているが一度はやってみたかった欲望を叶える」というコンセプトのもと、MyDearestによって開発された新作VRゲーム。
本作は2部構成になっており、前半ではフルシネマティック3DCGによって世界観を表現した。
ゲームのイメージを尊重しつつ、シネマティックならではの映像表現を用いることで、視聴者がより高揚感を得られるような絵づくりになっている。
環境音では距離感の異なる複数の音を使うことで、カット間の被写体との距離の変化を聴覚からも感じられるように。
ガントレット起動時や破壊表現などの音は、画面の動きのピーク時に音量の山をやや過剰に集中させ、ディストーションでそれを歪ませた上で、オールパスフィルターを使い信号の位相を遅延させ、近年のゲームに登場する武器などでよく聞くような歯切れのよいサウンドに仕上げた。
「反体制派の主人公が権力を象徴する石像を破壊する」というショートストーリーは、主人公の大統領になって世界を変えたいという意志と、マップのありとあらゆるものを拳で破壊できるというゲーム性から着想。
コンセプトである「ぶっ壊す」による爽快感を意識させるため、緊迫したカットからパンチシーンに近づくにつれての盛り上がりを重視している。
後半ではモックアップ動画に、ゲームの概要やクリエイターの紹介などのモーショングラフィックスを合わせた。
強さですべてが決まる暴力性を第一に、荒削りでエッジの効いた印象を抱かせながら、VRゲームのデジタル感や、Esportsらしいスポーティーさも加味して制作している。
インパクトのあるカットでは、緩急や汚し表現を取り入れることでBrazen Blazeの暴力的な世界観を演出。
音楽においても荒々しい印象を持たせるため、Trap系EDMをベースに重低音を強調したサウンドに仕上げている。
開発に関わったスタッフを紹介するパートでは勢いのある歪んだ音にシフト。そこにメロディックなフレーズを取り入れることで、良いゲームをつくりたいという野望や、豪華クリエイター陣が集まったことからスーパースターのような無敵感を反映した。