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Expo 2025: 和歌山百景 「混ざる、結ぶ。」
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Expo 2025: 和歌山百景 「混ざる、結ぶ。」

2025
00:01:00
和歌山の深い歴史と壮大な自然を背景に、神仏習合などに見られる異なる宗教やジャンルが融合する「混ざる・結ぶ」をテーマとした30分のオーディオビジュアル・インスタレーション。高野山や熊野三山、そして南方熊楠の思想に見られる和歌山の「寛容の精神」を、紀州の巨木を想起させる高さ4M、8本のトーテムに映し出された映像と音楽の体験。 宗教や身分、国籍、思想の違いを超え、すべてを受け入れ共存してきた和歌山の特性を、熊野詣になぞらえ、未来・過去・現在、そして再び未来へと巡る旅として描きます。この旅は“よみがえり”の体験であり、神仏習合の精神を反映した、和の伝統とデジタル、リアルと仮想、西洋と東洋が交わる空間です。
そこには南方熊楠が唱えた「真理は両者の中間にある」という思想が息づいています。 宗教や身分、国籍、思想の違いを超え、すべてを受け入れ共存してきた和歌山の特性を、熊野詣になぞらえ、未来・過去・現在、そして再び未来へと巡る、「よみがえりの旅」として描きます。 熊野詣の参拝順路とご利益の象徴 熊野本宮大社 — 未来 熊野速玉大社 — 過去 熊野那智大社 — 現在 熊野本宮大社(再び戻る) — 未来・よみがえり 映像インスタレーションは、この4つのパートで構成されています。 01. 未来(FUTURE) 期待感と霊性が交錯する始まりの瞬間。
光の揺らめきや鼓動、色彩の変化を通して、何かが生まれようとする世界を描きます。 02. 過去(PAST) 和歌山の起源に迫る旅。
火山活動、自然、曼荼羅絵巻など、歴史的要素を巡りながら、土地の深い記憶を辿ります。 03. 現在(PRESENT) 和歌山百景ともいえる多様な風景を巡る章。
現代の和歌山に息づく文化、人々の営み、美しさを映し出します。 04. 未来・よみがえり(FUTURE / RESURRECTION) 未来へとつながる「よみがえり」をテーマに、逆再生の映像を用いた幻想的なエンディング。
宗教、ジェンダー、ナショナリティの垣根を超える象徴として、トーテムが現れ、「寛容の精神」を映像で体現します。 イベントムービーについて 高野山密教における五大元素「火・水・風・空・地」の概念を映像表現に落とし込み、
それらが融合し宇宙を構成する流れを可視化。
和歌山が持つ精神世界の奥行きを、視覚的・感覚的に伝えます。 「混ざる、結ぶ。」とは 日本の造化三神のひとつであるタカムスビノカミ、カミムスビノカミにも見られる「ムス」という言葉は、
「生む」「産む」を意味し、新しい命や関係を生み出す力を表します。
「ムスコ」「ムスメ」という言葉にも通じるように、
「ムス」は古来より“生成”や“結び”を意味する、日本語の根幹にある概念です。 神社や聖域に見られる、しめ縄や紙垂は、空間を神聖し、神を招くための“結び”の象徴です。 この「ムス(Musubu)」こそ、最古の文化を今に伝える和歌山の精神を象徴する言葉として、本作品のテーマに選びました。
Soul/Soil by Ricoh: Soul Motion
AnimationCodingDataExperienceGenerative ArtInstallationInteractiveMain VisualMotion graphicsReal-time GraphicsVideo installation

Soul/Soil by Ricoh: Soul Motion

2025
00:01:12
SOUL MOTION は、ユニフォームに組み込まれたロケーションタグを用いたインタラクティブマップです。センサーはリアルタイムのデータを捉えるとともに、過去3日間の天候やコミュニケーションの総量、来場者数、個々の軌跡といった記録を映し出します。 来場者が「土」や「ソファ」のゾーンに近づくと、仮想の微生物がその位置に群がり、環境条件によって繁殖したり衰えたりする様子を映します。センサーに軽く触れるとそれらは散り去り、絶えず変化する動的な地図が現れます。 微生物やテクノロジー、人間関係の繊細なリズムといった不可視のプロセスを映し出すことで、SOUL MOTION は私たちを取り巻く隠れた環境を見直し、人と人、人と自然とのつながりを改めて考えるきっかけを生み出します。 SOUL MOTION is an interactive map and art installation that visualises the live movements, distances travelled, and communications between six staff members wearing sensor-embedded garments. The sensors capture both real-time data as well as archive records from the past three days, including weather conditions, levels of communication, visitor numbers, and individual activity trails. As participants approach the soil or sofa zones, virtual microbes begin to cluster around their positions, echoing how microorganisms thrive or diminish depending on environmental conditions. A simple tap on the sensors makes the microbes disperse, transforming the experience into a dynamic microbial map that constantly shifts between presence and absence. By rendering these invisible processes such as microbes, technology, and the subtle rhythms of human interaction, SOUL MOTION invites visitors to reconsider the hidden environments around them and to reflect on how we connect not only with one another, but also with nature itself and encourages communications.
Soul/Soil by Ricoh: Soul Bubble
AIAudio visual performanceCodingDataEventExperienceGenerative ArtInstallationInteractiveMain VisualMotion graphicsReal-time GraphicsVideo installation

Soul/Soil by Ricoh: Soul Bubble

2025
00:01:31
SOUL BUBBLE は、個人の精神と身体の状態を映し出す没入型のアートインスタレーションです。十一面のスクリーンに囲まれた空間で、来場者はAIとセンサーを備えた一人用のソファに腰掛けます。ソファは姿勢や重心の変化、心拍、呼吸、手の動きを読み取り、その信号をリアルタイムに可視化します。 リラックス、集中、緊張、不安、興奮、瞑想、混乱といった心身の状態は解析され、微生物のようなパターンとなって空間全体に広がっていきます。体験の最後には、自らの行動データがスクリーンに映し出され、保存され、AIシステムの進化へとつながります。 参加者が増えるごとに、個人と集団のデータが積み重なり、差異や分布、新たな傾向が浮かび上がります。この継続的なプロセスは、インスタレーションを絶えず進化させ、人間の状態を記録し続ける果てしないアーカイブを形成していきます。興味深いことに、多くの来場者は自らの結果に強い関心を寄せ、そこに「高いリラックス」のパターンを期待して臨んでいました。 SOUL BUBBLE は、泡のように身体を包み込みながらも、未来のセンシング装置のプロトタイプとしての姿を見せ、テクノロジーが身体に寄り添い、魂に応答し、心と存在の奥に潜む層を浮かび上がらせます。 SOUL BUBBLE is an immersive art installation that visualises an individual’s mental and physical state. Inside a private room surrounded by eleven screens, a visitor sits on a single-seat chair embedded with AI and sensors. The chair records posture, shifts in the centre of gravity, heart rate, breathing, and hand movements, translating these signals into real-time visualisations of the visitor’s inner condition. Emotional states such as relaxation, focus, tension, anxiety, excitement, meditation, or confusion are analysed and expressed as dynamic microbial patterns that unfold across the surrounding screens. At the end of the session, visitors can view their complete data, which is stored and used to refine the AI system. As more participants take part, both individual and collective data accumulate, revealing differences, distributions, and emerging tendencies. This ongoing process allows the installation to evolve continuously, creating an ever-expanding record of human states. Interestingly, many visitors approached the experience with the expectation of seeing a high relaxation pattern in their results. SOUL BUBBLE is a bubble-like prototype of future sensing, where technology surrounds the body, responds to the soul, and reveals the hidden layers of mind and being.
【 みんなのうた 12-1 月新曲 『 はじめまして、浦島です。 』/森 大輔 】|NHK
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【 みんなのうた 12-1 月新曲 『 はじめまして、浦島です。 』/森 大輔 】|NHK

2025
00:01:07
「浦島太郎のラストが悲しすぎる……」。そんな風に子供の頃、思った方も多いはず……。 あの結末の先には、幸せな物語が待っていたのでは?そんな希望を込めて、シンガーソングライターの森大輔さんが、浦島太郎のセカンドライフをポップにユーモアたっぷりに歌い上げます。映像を手がけるのは、水曜日のカンパネラ「桃太郎」、tofubeats「恋とミサイル」のMVを初め、CM、短編映画、絵本など多彩なジャンルで活躍するクリエイティブ・ユニット、オタミラムズ。 【 アニメーション:オタミラムズ さんより 】 《 浦島 太郎は老人となった後、一体全体どうなったのか? 》 日本全国民の長年の疑問を晴らすべく、物語の続きを森 大輔さんによる楽曲で、我々オタミラムズがアニメーション化する機会をいただきました。 誰しもが生き続ければ、やがて迎えるセカンドライフに対し、我々オタミラムズは趣向を凝らした末に、「浦島がみんなのために“手伝い事”をするようになったら、新しい多くの友人たちに囲まれる、幸福長寿なセカンドライフを獲ることができた世界線」というログラインに、まとめることができました。 また、浦島の代名詞である“老化”を活かした、“季節行事モノ”にもしました。毎年、冬のシーズンを迎える度に、このうたとアニメーションのことを思い出して貰えたら嬉しいです……。「日本全国民にとって、最高最善の年末年始とセカンドライフに成りますように……」と、“星に願いを込めた”アニメーションです!

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