この楽曲を聴いたときに、タイトルの「Midnight Carnival」とは自分だけのサーカス小屋なんだろうなと思いました。つまりは自分だけの秘密基地。幼い時に誰しもワクワクした、自分だけの好きで集めた空間、それはなんとも言えないくらい楽しく、恍惚とした気持ちになれるものだと思いました。
なので物語を、屋根裏部屋を舞台にし、そこには過去に好きだったものたちが散らかっていて、一つ一つの思い出、自分の軌跡を辿りながら、再度好きなもので自分だけの空間を再構築し、自分だけの「Midnight Carnival」を作っていく、という企画にしました。

MVの中では一つ一つものを集め、歌詞カードや楽器、それぞれに対して感情が動くナガトモさんを描きながら、最終的に出来上がったテントの中で歌うことで、好きなものの中心には音楽があるということを最後に描きました。