無意識の底に沈めない夜に漂うのは、存在するはずのなかった時間だ。 静かに横たわっていると妖精が背骨から生まれ、記憶と夜の街を溶かしていく。切り絵アニメーションによる映像作品。 【あらすじ】 眠れない夜、背骨から妖精が生まれる。 存在しないはずの時間が流れ、記憶の断片が街を構成する。 妖精はいつか見たその光景の中を浮遊し、星に手を伸ばした。 On sleepless nights, a fairy emerges from my spine. An impossible temporal rift manifests and conjures up a cityscape with fractured memories. The fairy wanders about that landscape which I believe to have seen before; her fingers stretching towards a mysterious star.

ウォルピスカーターさんの2nd EP 『分身 -Bunshin-』発売に伴い、収録曲『分身』のMVを制作しました。 「４畳半」「分身」というキーワードから着想を得て制作した切り絵アニメーションです。

江頭2:50さんが歌うcover『今宵の月のように』のMVを南條沙歩さんと作らせていただきました 江頭さんの情熱や出会ってきた人達、過ごした時間を感じながら生まれた作品です。

踏みしめる地の下には水がたゆたい、植物や木々は水を吸い上げて成長する。そしてさらに深い所では観覧車が回る。押し流されたモノたちは底に横たわるため、ゆっくりと落ちてゆく。一羽の鳥がそれを見つめながら、観覧車の周りをゆらゆらと泳いでいる。