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Japanese Motion Graphic Creators 2018

映像作家100人 JAPANESE MOTION GRAPHIC CREATORS 映像クリエイター 映像制作会社

Interview with Masahiro Inoue / kobito inc.

  1. 映像はどんなふうに学びましたか?

    元々映画が好きだったのがこの仕事を始めたきっかけです。

    学生時代は写真とグラフィックデザイン、その後はWebデザイン、と作るもののジャンルを問わず、横断的にこれまで制作してきたのですが、媒体を問わずその中に取り込めるプラットフォームとしてのWeb制作をする中で、コマ撮りアニメーションや、その他映像制作の手法も、試行錯誤を繰り返しながら習得し今に至ります。

  2. 自分自身の活動で、大事にしていることはありますか?

    「kobito inc.」という名前のデザインとアニメーションの制作スタジオを立ち上げ活動しています。

    「こびとの靴屋」というグリム童話が命名の由来なのですが、作中では、夫婦が営む靴屋のもとに夜な夜な「こびと」が現れ、寝ている間に靴を完成させてしまった結果、それがとても素晴らしい出来でお店は繁盛する。というエピソードがあります。私たちの制作スタンスもこれに近いところがあると考えています。

    クライアントや作品、商品など、制作する「対象」に元々備わっているけど、誰も気にも留めなかったような「物語」を見つけ出し、形に仕上げ、世に届ける。私たちの活動の中で、そんな小さな「物語」をひとつでも世に送り出せればと思っています。

  3. 表現において、重要視している要素はなんですか?

    物語性とロジックのバランス。

  4. 最近した仕事について教えてください。

    【Exhibition】LIXILギャラリー(東京/大阪)で開催された、500枚のタイルが回転しながら組み合わせによって表情を変化させる「建築の皮膚と体温-イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界- 展」コマ撮りアニメ/【CM】バラバラだった具材の野菜が動き出し、謎の女性キャラクター「レディベジ」に変身し歌い出す、日清食品「Smoothie PASTA」のCMコマ撮りアニメ/【MV】無数の木の葉が、寄り集まって動物を形作り、またばらばらに散っていく、UQiYO「Night Safari」のMVコマ撮りアニメ/【Event】結婚式の新郎新婦の生い立ちをペーパークラフトで紹介するコマ撮りアニメ/ウェディングケーキ型のゾエトロープ(映画の元になった回転アニメーション)/【Workshop】コマ撮りアニメとペーパークラフト人形制作ワークショップ「じぶん人形でアニメを作ろう」/See more→( http://kobito.co )/【Service】 写真家と助産師がペアを組み、生後3週間以内の新生児のお宅を訪問する「出張ニューボーンフォト&ケア」のサービス『BABYBOOTH』( http://babybooth.jp )を運営中。

  5. 将来の設計図はありますか?あなたのヴィジョンについて教えてください。

    今回「映像作家100人」に掲載頂いておきながらなんですが、これまであれこれと作ってきた経緯もあって、自分のことを純粋な意味での「映像作家」だと思えていませんでした。ただ、どんな仕事のときも、企画を着想するときは、まず「映像的」に考えています。それは、あれこれ言葉で説明するよりも前に、人間の心の一段奥には「映像的」な「物語」があって、それを見つけ出して提示したほうが、より「伝わる」と思うからです。これからも色々作ると思いますが、そんな語るべき「物語」が一つでも多く見つかると良いなと思います。