Interview with Shota

  1. 作品作りにおいてどのような部分に力点を置いていますか?
    作品制作ですので観客に楽しんで頂くことは勿論、力点を置いてますが、それと同じくらい自分自身も楽しめているかを重要視しています。
    特に、企画や脚本の段階で〝これが完成すると思うとワクワクできるか〟は、作品制作の中でかなり大切にしているところです。
  2. どのようなワークフロー、あるいはプロセスで作品を仕上げますか?
    基本的な制作の流れは音楽作りから始まります。
    僕が脚本(歌詞)を一通り書き、鼻歌みたいなのを歌い、録音して音楽担当の仲間に送ります。
    後日、音楽担当の仲間のお家に伺い一緒に話し合いながら楽曲を制作し、
    僕や声優担当の仲間の声を録音して音楽を仕上げていきます。

    映像部分としてのアニメーションは、脚本(歌詞)ができた時点で絵コンテを一通り描き、その後作画や編集作業に長期的に取り組むという流れで制作しています。
    作画は紙に硬めの筆ペンで描いていて、出来上がったらスキャニングしてデータ化し、編集作業をしてアニメーションを形づくります。
    着彩は、絵の具を塗った紙のデータと作画データをPhotoshop上で組み合わせて行なっています。
  3. 論理と直感どちらを信じますか?その理由はなんですか?
    断然直感です!
    それどころか、僕はまだ論理で作品をつくることが非常に苦手です…(苦笑)
    だけど、これからは論理も駆使して制作する力も身につけなきゃとはと思っています。
  4. あなたの好きな世界観はどのようなものですか?またそれをどのように作りこんでいきますか?
    文章で説明するのが少し難しいです(汗)
    いわゆる〝オモチャ箱をひっくり返したような〟世界観でしょうか…。
    自分の中にあるオモチャ箱が、作品制作をするときにひっくり返ることで世界観が作られていくイメージです。

    オモチャ箱の中身をもっと豊かにしたり、ひっくり返すだけじゃなくてシェイクしたりササっと振掛ける技も身につけ、より魅力的な世界観をつくれるようになりたいですね。
  5. あなたに影響を与えたものを教えてください。人でも作品でも。
    影響を受けてきたものは沢山ありますが、中でも影響を受けたのは『コロコロコミック』です!
    特に『でんぢゃらすじーさん』は本当に大好きで、小学生時代から今現在に至るまで、この漫画から沢山のことを学びました!
    作者の曽山一寿先生に会うことは、今も抱き続けている夢の一つです。
  6. 追求している映像の手法や技術があったら教えてください。
    まだ追求していると呼べる程ではないですが..
    アニメーション上映×生パフォーマンスという表現方法に以前から関心があり、昨年あたりから実践を始めました!
    取り組み始めたばかりな分、沢山の可能性とチャンスを感じている手法です。
  7. どんなタイプの人、あるいはモノに共感しますか?
    何か突き抜けているスゴイ部分はありつつも、どこか不器用な人。
    完璧人間っぽくはなくて、不完全であることをあまり隠さない人。
  8. 今回掲載の作品について、テーマやコンセプトなど詳細を教えていてただけますか?
    本作では『愉快と狂気の境目の表現』をテーマに制作しました。
    僕は学部時代から人を愉快にする作品を目指して制作をしてきましたが、
    その中で〝明るい表現は突き詰めていけば狂気的な表現にも繋がる〟と考えるようになりました。
    『よんぺーくん』以前の作品はシンプルに明るいものが多く、作風も固まりすぎている部分があった為、
    明るいと同時にほのかにダークさも感じとれるような〝境目〟を表現し、新しい境地の開拓を目指しました。
  9. 映像制作のプロセスで、魅力を感じる瞬間はどんなときですか?
    音楽担当の仲間や声優担当の仲間と一緒に笑ったりしながら音楽制作し、
    楽曲が出来あがっていく瞬間。
    そのようにつくりあげた楽曲の上に、ようやくできあがった作画を乗せて、アニメーションと音楽がマッチしているのを初めて観る瞬間。
  10. 自分の代表作をひとつあげるとしたらなんですか?

    どの作品をあげるか少し迷いましたが…『そらとぶとけい』です!
    この作品をキッカケにオリジナル楽曲の制作をしたり、映画祭への応募を始めたりました。
    今現在の活動の原点とも言える作品です。

    https://www.youtube.com/watch?v=pGdcmu3wjv0

  11. この一年で観てよかった作品は?

    『ポプテピピック』です!
    大学の友人や映画祭でお会いした方々が次々とクリエイターとして参加していったので、純粋に楽しむと同時にかなり刺激を受けたアニメでした。
    放送期間の間は〝次は誰の名前が出るんだろう!?〟といつもワクワクしていました!

    …正直なことを言うと、僕も参加したかったです(笑)

  12. 最近お気に入りの余暇の過ごし方は?
    少し贅沢して好きなものを食べたり、
    友達と雑談して笑ったり刺激を受けたり…っという感じでしょうか。
    あと、昨年からは銭湯に行くのも好きです。
  13. 今後、挑戦してみたいことはなんですか?
    僕のような立場で言うのはまだ早いかもしれませんが…
    様々なクリエイターや、今まで組んだことのない音楽家の方々と〝コラボ〟ができたら嬉しいです!
    学生時代、ほとんど一人で作品制作をしてきたので
    コラボを通して新しい発見をしたり、引き出しを増やしたり出来たらいいなと、特に最近感じています。
    …勿論、それまでに相手から〝コラボしたい!〟と言われるぐらい
    自分が実力を身につける必要がありますが…。