Interview with Keisuke Satoh

  1. あなたが働いている場所は、どんな場所ですか?
    東京の築地。昨年、オフィスをリニューアルし、おしゃれになりました。
  2. 映像制作の現場に携わる前に、どのように、何を学びましたか?
    フィンランドの大学院でビジュアルアートやグラフィックデザインを学びました。
  3. 映像制作で普段のあなたの役割は?もしよければその内容についても教えてください。
    ディレクター。主にデジタル案件の企画立案から、デザインや演出コンテ、CGやモーションづくりをしています。キャラクターアニメーション、モーショングラフィックが得意で、インタラクティブコンテンツなども制作しまています。
  4. 映像制作の仕事の魅力は何だと思いますか?
    苦心して作ったモノが、世の中に出ていく時のワクワクドキドキ。さらに反応を得られると、嬉しいです。
  5. 作品作りにおいてどのような部分に力点を置いていますか?
    送り手、受け手の感情。目に見えない思いをデザインというフィルターを通して、カタチにする。そして受け手の感情を揺さぶり、伝えることを意識してます。
  6. どのようなワークフロー、あるいはプロセスで作品を仕上げますか?
    ケースバイケースですが、なるべく同じルーティーンワークにならないように、何か新しいことを取り入れています。
  7. 論理と直感どちらを信じますか?その理由はなんですか?
    直感。なんとなくです。
  8. あなたの好きな世界観はどのようなものですか?またそれをどのように作りこんでいきますか?
    世界観は特に無いですが、制作中は粘土をこねるように作っています。いつまでもこねられます。
  9. あなたに影響を与えたものを教えてください。人でも作品でも。
    旅で訪れた場所や人。違う文化や考えを持つ場所はいつも新しいインスピレーションを与えてくれます。
  10. あなたの会社はどんな会社ですか?大切にしているモットーはありますか?
    たき工房という会社に所属。デザイナーやコピーライターなど、150名くらい在籍し、クリエイティブの分野で多様性を持った会社です。アウトプットは様々ですが、みんな作ることが好きです。自身のモットーは、創意工夫。
  11. 追求している映像の手法や技術があったら教えてください。
    キャラクターアニメーションやモーショングラフィック。
  12. チーム作りの秘訣はなんですか?
    一人ひとりが何か得意なモノを持っていること。あとは色んな背景を持った人の集合体であることです。何でもチャレンジする気持ちや作ることを楽しめることも大切にしています。
  13. どんなタイプの人、あるいはモノに共感しますか?
    真似できない技術を持った職人。常に新しいことを学ぶ姿勢を持った人、楽しそうに作る人。
  14. 今回掲載の作品について、テーマやコンセプトなど詳細を教えていてただけますか?
    【新日鐵住金 : 鉄は人と地球とともに】
    機能、性能、数字などプロダクト・アウトな情報だけでなくより生活者目線で地球のこと、未来のことまで視点を広げて考えると、鉄を使う意義がわかるようになる。鉄はこれまでも、これからも私たちの身近で暮らしを支え続ける存在である。ということを鉄に関する様々なトリビア的情報も交え、子供たちにもわかるようにメッセージ化する。

    “鉄は、人と地球とともに”

    という鉄の壮大な世界観を伝えつつ、「環境へのやさしさ」「身近」「つながり」「循環」を感じさせるシンプルでわかりやすいメッセージをキーフレーズとして訴求。硬い、重い、冷たい、人工的、のような少しネガティブなイメージを、凄い、やさしい、かっこいいといったポジティブで親しみやすいイメージに変えていきます。

    【NEC:A Bright Future Starring BigData.】

    点と点を線で結ぶ。
    その形から想像し、未来を描く。

    インフォグラフィックにストーリーを。その昔、人々は夜空を見上げ、星を繋ぎ、その形から想像し、星座を作り、神話や物語を作りました。やがて天体観測は天文学となり、暦や方角、天気を導き出す重要な物差しだと気づきます。BigDataも星々のように、抽象的で特に形を持ちません。NECの「BigData Solution」により、膨大なデータという点を線で結ぶことで、ビジネスや未来を描く物差しになることを表現しました。線画タッチのイラストレーションでテクノロジーライク且つ、ノスタルジックに描くことを意識しました。そして受け手のフックとなるように、少し不思議な印象を持つBGMと、コミカルなアニメーションでまとめました。
  15. 映像制作のプロセスで、魅力を感じる瞬間はどんなときですか?
    目に見えないモノがカタチになっていくプロセスがたまらなく好きです。
  16. 自分の代表作をひとつあげるとしたらなんですか?

    毎年変わるので、最新作。

  17. この一年で観てよかった作品は?

    崖の上のポニョのオープニングアニメーション。斬新で懐かしい感じが好きです。

  18. 最近お気に入りの余暇の過ごし方は?
    子どもたちと山登りやサッカー。
  19. どんな機材やアプリケーションを使っていますか?またそれを選んだ理由を教えてください。
    主に使用している機材は手で、アプリケーションは五感を使ってます。生まれた時に持っていて、慣れているからです。
  20. 今後、挑戦してみたいことはなんですか?
    テクノロジーと表現をMixしたインタラクティブで、見てる人がハッピーになる映像。